1983-09-12 第100回国会 衆議院 本会議 第4号
(拍手) 次に、中小商工業対策についてお聞きをいたします。 産業構造の中で年々ウエートが増大をしている流通小売業界の中で、最近、生鮮三品の小売業が急激に減少しています。これは、内需の不振によるだけでなく、大規模小売店の業界進出、地方進出が激しく、大きな影響を小売店に与えているためであります。
(拍手) 次に、中小商工業対策についてお聞きをいたします。 産業構造の中で年々ウエートが増大をしている流通小売業界の中で、最近、生鮮三品の小売業が急激に減少しています。これは、内需の不振によるだけでなく、大規模小売店の業界進出、地方進出が激しく、大きな影響を小売店に与えているためであります。
今日の日本の政治において最も取り残されている問題は、この中小商工業対策であります。本法案には、その対象を従業員三百人以下の工業及び三十人以下の商業といたしております。
大臣は年末年始に亘るガス生産並びに中小商工業対策に如何なる方針と確信とを有せられるのでありますか。明快なる御答弁を要望するものであります。 次に労働大臣並びに吉田総理大臣に質問いたします。
○国務大臣(稻垣平太郎君) これはもう私、一番中小工業の問題が大きな…今の将来の電源開発なり何なりの仕事を起して行くことと並行的にこれを収容させるために中小商工業対策が起ると思つておるのであります。
商工組合中央会に長くおられたはずであり、中小商工業対策については、專務理事としてのお立場で、相当御苦心なさつた方だと思います。私も今びつくりしたようなかつこうですが、この中古衣類を扱つているような者は、中小商工業者というよりも、引揚者であるか、あるいは戰災者であるか、こういつた非常な苦難の後に起ち上がろうとしつつあるものが、ほとんど大半ではなかろうかと私は考えている。
現に前会の議場におきまして、水谷商工大臣から、中小商工業対策要綱なるものの御説明がございましたが、思うに、これは中小工業に対する対策を主眼といたしているのでありまするが、これもまた中小商工業対策要綱として、商業の方は附随的にこれを附加せられてある感があるのであります。
さて振り返つて、この中小商工業対策がどうしてこんなに不振であるかと言いますと、その第一は、從來の中小商工業の対策が、独占と集中という資本主義の原理に対しては一顧も與えられず、いわば末梢的な扱いを受けておるように思われるからであります。その二は、内容きわめて複雜なるこの問題が、ただ一口に中小商工業という名前において構括的に取上げられる。