1967-06-30 第55回国会 衆議院 大蔵委員会 第27号
述べませんけれども、私は、将来の金融、特に中小企業金融界、ここは大事なところだと思っているのですよ。そして信用金庫という特殊性からかんがみ、中小企業者に対する健全な融資を行ない、その育成をはかるという重要な任務が与えられておるそういうところが、ただ額が多くなったから相互銀行になるとか、それからどこと合併して大きくなるとかいうことが問題じゃないのですよ。
述べませんけれども、私は、将来の金融、特に中小企業金融界、ここは大事なところだと思っているのですよ。そして信用金庫という特殊性からかんがみ、中小企業者に対する健全な融資を行ない、その育成をはかるという重要な任務が与えられておるそういうところが、ただ額が多くなったから相互銀行になるとか、それからどこと合併して大きくなるとかいうことが問題じゃないのですよ。
なお、その間、大企業、中小企業、金融界、学界より参考人を招致し、本案に対する意見を聴取いたしましたが、いずれも賛成でありまして、本案の成立に関し強い要望がありました。これらの詳細につきましては会議録に譲りたいと存じまりす。 かくて、本日質疑を終了し、討論なく、採決に入りましたところ、本案は全会一致をもって政府原案通り可決いたした次第であります。 右、御報告申し上げます。(拍手)
○内田委員 今度の保険公庫の一番の問題点は、その点にあるのでありまして、保険公庫が事業とするところは、今度の法律で一番ねらっておるのは、全国五十二の信用保証協会の行う信用保険に対する保険、すなわち保証保険を充実していくということでありますけれども、しかし、現実の中小企業金融界において、一番問題になっておりますのは、保証に対する保険、すなわち三階建の、今度の法律でねらっております部分よりも、全国の信用保証協会