1994-11-11 第131回国会 参議院 中小企業対策特別委員会 第3号
戦後の日本の復興は中小企業の復興なくしてあり得ないと、こういうふうなお考えで中小企業運動に入られました。私も、当時大変若うございましたが、鮎川先生のもとでいささか中小企業運動らしきものに入ったわけであります。最初は中小企業団体法期成同盟という名称の運動でありまして、自今それがいろいろ変わりまして中小企業政治連盟になったわけであります。
戦後の日本の復興は中小企業の復興なくしてあり得ないと、こういうふうなお考えで中小企業運動に入られました。私も、当時大変若うございましたが、鮎川先生のもとでいささか中小企業運動らしきものに入ったわけであります。最初は中小企業団体法期成同盟という名称の運動でありまして、自今それがいろいろ変わりまして中小企業政治連盟になったわけであります。
その意味から、私は先日も申し上げていたわけですが、岐阜県の各務原市における川重車体が民族の大移動で栃木県に全部移る、それがために、そこの労働者を含めまして下請企業が三十数社、そして三千人の従業員がいる中小企業の協同組合が昭和二十六年からできまして、川重車体のその下請の仕事、技術の改良あるいはまた福利厚生その他を含めて今日まで堅実な中小企業運動をやってきたわけですね。
○神谷政府委員 御指摘の点は非常にむずかしい問題と申しますか、むしろ中小企業の組織化であるとか中小企業運動と申しますか、中小企業のいろいろな事業全体に通ずる問題であろうかというふうに存じます。
ただ私は、中小企業運動を社会党以来からずっとやってまいりましたので、その実態をよく把握しておりますけれども、ほんとうに相互銀行か何かから金を借りておる諸君は、みな金利にとられてしまって、また相互銀行などは掛け金というものが別個にあって、そういうもので、実際にだれのために商売をやっておるのか、相互銀行のために商売をやっておるのか、自分のために商売をやっておるのかわけがわからぬ。
われわれも、中小企業運動の指導者として、各地域においてそのような声をしばしば耳にいたすのでありまするが、あなたは、やはり中央会の専務理事として、一個の組織論をお持ちになっておると思うのでございますが、現存のこういう幾つかの法律か錯綜する中において、名和の協同組織がある、これは煩瑣にたえたい。わけて監督官庁において、指導の方針もいろいろ違っておるから……。
全国的に見まして、皆さんの統計はどうなっておるか知りませんが、私も長年中小企業運動を指導しておるが、月賦販売を中小企業団体でやります場合、その結末は必ず破綻を生じておるのです。その破綻というものは、知らず知らず長い年月の間に累積した回収不能債権というものです。それから多少季節的でもありますが、取り扱い量がふえるに従って、やはり金融上の問題が起こるのです。
そういう意味において、私たちは、あなた方が中小企業の指導者としての立場において、今後の中小企業運動における一つの心がまえ、それから現状のもたもたしている政治的な一つの情勢に対して、政治的解決というならば、その本質的なものは選挙以外にはないのでありますが、そういうような問題に対してどういうようなお考えを持っているか伺いたい。
非常にこういったような、もちろんそれは公平な目で皆さんが見て残るべきものが残ったんだ、当然物品税を課していいような数種が残ったとおっしゃられると思いますが、私どもここ七、八年の中小企業運動を見ますと、政治力の強い不平不満をぶちまける、デモをやる、そういった品種が、優先的に物品税が廃止されて、政治力のない、組織のない、力の弱いものが現在残っているような感を受けているのでございますが、そういった点につきましては