1986-10-29 第107回国会 衆議院 商工委員会 第3号
このままで放置すれば、日本経済は四%はおろか景気の失速が予想されるときに、通産大臣は就任当時、通産大臣とは言いかえれば中小企業対策大臣だとおっしゃっておられました。この円高デフレに対していかなる政策をおとりになるか、またこの問題の影響が中小企業に深刻な問題を引き起こしていることをどのように認識しておられるか、よろしくお願いします。
このままで放置すれば、日本経済は四%はおろか景気の失速が予想されるときに、通産大臣は就任当時、通産大臣とは言いかえれば中小企業対策大臣だとおっしゃっておられました。この円高デフレに対していかなる政策をおとりになるか、またこの問題の影響が中小企業に深刻な問題を引き起こしていることをどのように認識しておられるか、よろしくお願いします。
と申しますことは、報告の最後のほうにございました中小企業対策、大臣は通産大臣としてばかりでなく、大臣のお住まいが近畿なものですから、中小企業の実態については多くを語る必要がないと思いますが、御報告の中にもございましたとおり、中小企業の近代化、高度化、合理化ということで、中小企業金融公庫とかあるいは国民金融公庫あるいは商工中金、この三つのそれぞれ機関から金銭的に融資してめんどうを見ておられますが、近代化
そうした深刻な状態に対しましては、大臣も真剣な顔をし、また北九州あるいは大阪のそうした訴えに対しましても大臣なりの考え方を表明しておられたわけでありますが、この委員会を通じまして、これから先の中小企業対策、大臣の御意見のように当面の対策、全体を強めていくための、経済政策、根本政策というものを打ち立てていかなければならぬということは、そのとおりであると思うのでありますが、この機会に大臣からひとつはっきりした