1966-11-08 第52回国会 参議院 災害対策特別委員会 閉会後第5号
しかし、中央防災基本計画の中に入っていない。基本計画は、いまおっしゃるように基本的なものをすうっと何といいますか、文章でやっていく、この方針に従って各省庁はやれと、こういうそこにやはり私はどうもふに落ちないところがある。疑問を持つわけです。ですから長官、中央防災会議について先ほど解説がありましたけれども、一ぺんこの実態をよく御検討願う、こう思うのですが、どうでしょうか。
しかし、中央防災基本計画の中に入っていない。基本計画は、いまおっしゃるように基本的なものをすうっと何といいますか、文章でやっていく、この方針に従って各省庁はやれと、こういうそこにやはり私はどうもふに落ちないところがある。疑問を持つわけです。ですから長官、中央防災会議について先ほど解説がありましたけれども、一ぺんこの実態をよく御検討願う、こう思うのですが、どうでしょうか。
あなたが先ほどおっしゃったように、今後中央防災基本計画によって、それぞれの行政官庁が所轄する事項については積極的な対策を講じさせるようにするんだとおっしゃるから、それならば、その方向に逆らうものはみんな変えてもらわなければいかぬですよ。先ほど私は工業用水法を取り上げて盛んに言っておきましたが、海岸法というものはなぜ中央基本計画の中に入らないかということを言っておる。
工業用水法は、中央防災基本計画に矛盾することはできない、こういうことになっておりますね。そういうことでしょう。工業用水法が優先するのじゃなくて、中央防災会議の基本計画の方が優先するのじゃありませんか。工業用水法と中央防災会議の基本計画と並べてみて、どちらが優先するわけですか。