1949-08-02 第5回国会 衆議院 考査特別委員会 第30号
二十一日に大会を開きまして、そこで中央闘爭委員会と拡大闘爭委員会が結成されることになつたのです。中央闘爭委員会と申しますのは、從來の執行委員がそれにあたつたということを聞いております。それから拡大闘爭委員会の委員は、各職場から十名について一人ずつが選出されるという話を聞いたのであります。それがきまつたのが二十三日であるそうであります。
二十一日に大会を開きまして、そこで中央闘爭委員会と拡大闘爭委員会が結成されることになつたのです。中央闘爭委員会と申しますのは、從來の執行委員がそれにあたつたということを聞いております。それから拡大闘爭委員会の委員は、各職場から十名について一人ずつが選出されるという話を聞いたのであります。それがきまつたのが二十三日であるそうであります。
從いまして主として中央闘爭委員会なるものが統率しておりましたので、首謀的というか指導的なもの、それから現にその会社側をいじめたというような人たは、どういうふうな相談の結果そういうことにしたか、あるいは、だれとだれが相談して、だれがどなつておつたかというようなことについては、あまり私は近くにもおりませんし、また一々現場の工員連中の名前も知りませんので、そういう点について深く私は知りません。
そのときに將來会社からその案が発表になることを予想いたしまして、闘爭態勢を整えるということで、中央闘爭委員会と拡大闘爭委員会を構成することになりまして、そして大体二十三日か四日と思いますが、各職場から拡大闘爭委員を選出いたしました。私も拡大闘爭委員の一人に選出されました。
さらにその理由の中に、中央闘爭委員会の決議あるいは警告文というようなものを理由にしておるようでありますが、こういうことは明らかに労働基準法の第三條、あなたはこれを熱心にお読みになつておるかどうか知りませんが、使用者は、労働者の國籍、信條または社会的身分を理由として、差別待遇的取扱いをしてはならないという規定がありまして、明らかにこれに相反しておると思われるのですが、当局はこういう点をなぜ強行されたのであるか
○澤田證人 それは原則としてはないと思いますが、あるいは中央闘爭委員会の中で、その招待した人の費用の一部を負担するというようなことは、あるいはあるかもわかりませんが、それはやはりこまかい会計面上のことでありますので、私詳しく、ではどういう種類のものに——今質問された方は傍聽者とか何かの関係じやないかと思うのでありますが、そういう点にはございません。
○鍛冶委員長 その点ですが、そうすると井上君が立案して中央闘爭委員会へかけて、それで中央闘爭委員会では審議はしてなかつたが、井上君の試案としてこれを提出することを認めた、こういうのですか。
○井上証人 よく知りませんけれども、中央闘爭委員会にも私にも全然來たことを知りませでしたから発表された当日だろうと思います。
○鈴木証人 それはしいて答えろと言われるならば個人として答えますが、それは中央闘爭委員会の井上唯雄君だと記憶しています。