2014-11-05 第187回国会 衆議院 外務委員会 第5号
そうした中で、お隣の中国は、九三年にウクライナから大型の砕氷船、雪竜を購入いたしまして、一昨年に北極海航路を完全横断、大きなニュースになったようですけれども、完全横断をいたしまして、帰り道では、ロシアの沿岸を通る北東航路でもなく、カナダの沿岸を通る北西航路でもなく、北極海の真ん中を通る中央航路という公海上を通って、観測を成功した。
そうした中で、お隣の中国は、九三年にウクライナから大型の砕氷船、雪竜を購入いたしまして、一昨年に北極海航路を完全横断、大きなニュースになったようですけれども、完全横断をいたしまして、帰り道では、ロシアの沿岸を通る北東航路でもなく、カナダの沿岸を通る北西航路でもなく、北極海の真ん中を通る中央航路という公海上を通って、観測を成功した。
そうした段階において、東防波堤の突端、あるいは中防波堤、あるいは東航路、あるいは中央航路について、よりよい案があればひとつ再検討すること、こういった実施についての考慮事項の審議会の意見があるわけでございまして、いま申し上げましたようなことは、そういうようなことも含めて解決されるのではないかと思っております。
しかし、この港湾審議会の答申の中には、留意事項といたしまして、東防波堤先端部、中防波堤並びに東航路及び中央航路の計画については、大型船舶の入港及び船舶の停泊の安全を確保するため所要の投資が相当の額となることにかんがみ、企業立地と入港船舶の動向と港湾の早期利用を考慮して、再検討の上実施しなさいということを条件としていわれているわけでございます。
それから一六四ページにも、「西水路も利用できるように中央航路を計画した」と書いてありますよ。西水路はあるのですよ。西水路を考えているんですよ。ちゃんと本に書いてあるんだもの、なごりじゃないんですよ、これは。あなた、なごりだとおっしゃるのなら、いま直ちに西水路と直しなさいよ。これまで直されますか。ここははっきりしているじゃないか。開発庁どうですか。開発庁がこれをつくったのでしょう。
これは東水路、中央水路、西水路とあって、それから東航路、中央航路とこうあって、いいですか、西水路を考えないということは、一番うしろの三枚目だ。そして、いま全く白紙ならば、どういうわけであなたは東水路、中央水路という、中央という名前を使ったのですか。西水路じゃないのですか、これは。東水路、中央水路、西水路があるから中央水路だし、東航路、中央航路、西航路があるから中央航路なんでしょう。
たとえば、中央航路のマイナス十九メートルのしゅんせつ、これも住友金属に出入りする船舶のためにやっているわけです。鹿島港の場合には、確かに奥に公共埠頭がありますけれども、この公共埠頭は、水深はマイナス十メートルでありますから、中央航路のしゅんせつ十九メートルまでしなければならないということじゃないわけなんですね。
現在中央航路のしゅんせつがほぼ終わり、南北両航路への分岐点付近でしゅんせつが進められておりましたが、進出企業も一部操業に入っておりまして、大型船が出入りをして活況を呈している状況でございました。しかし一面、進出企業の設備投資のテンポに比しまして道路等の公共投資のおくれが目立っておりました。
次に、水島港について申し上げますと、水島航路の水深を深めるとともに、水島臨海工業地帯の整備に即応して昭和四十六年までにE地区用地造成の第二次工事を行ない、これと並行して中央航路及び高梁川航路の整備並びに公共埠頭の建設も計画中でありました。
この点は防衛庁あるいは海運局で十分考慮して将来やってもらわなければならんと思うのですが、この漁業者に対する危険水域を放置しておいて中央航路だけをやるということについては、非常に私どもは異論があるわけであります。防衛庁及び海運局として、運輸省としては、この点についてどういう考えを持っておられるか。これはもう漁業者は危険区域であっても仕方がないのだ、こういうお考えであるのか。