1970-08-06 第63回国会 衆議院 大蔵委員会 第34号
まだ協議がととのっておりませんが、実は事態もだいぶ切迫してまいりましたので、先般七月二十四日の中央統一交渉の際におきまして、私は、八月十日ごろまでに、さらに前向きな姿勢をもって案を提案いたしましょう、こういうことを申しております。その約束は私は必ず守ります。
まだ協議がととのっておりませんが、実は事態もだいぶ切迫してまいりましたので、先般七月二十四日の中央統一交渉の際におきまして、私は、八月十日ごろまでに、さらに前向きな姿勢をもって案を提案いたしましょう、こういうことを申しております。その約束は私は必ず守ります。
スト状況でございますが、今申し上げました中労委のあっせん案に基きまして大手十社は中央統一交渉をいたし、名鉄、東急、京浜はいわゆる対角線交渉と申しまして別個にそれぞれ交渉し、中小私鉄は各社別に交渉を行いました。この結果、二十三日のスト予定をいたしておりました組合が三十七組合でございましたが、四組合がストを回避いたしまして、三十三組合がストに突入をいたしました。
第二の、電産、炭労の争議解決についての政府、中労委、会社、労組のとつた処置についてでありますが、特に、本問題について重要と思われることは、第一点としては、交渉単位として、中央統一交渉による解決か、又各地方企業別単位による解決かということであつたと考えます。
次に調停案拒否後の労使の動向でありますが、十月十八日経営者側は、今後の交渉は中央統一交渉によらず、各電力会社と電産各地方本部との間の各社別交渉を申入れいたしました。これに対して電産はこれに反対し、労使間の対立がここに激化したのであります。十月二十七日、経営者は電産本部に各社長が訪ね、地方交渉を申入れたのでありますが、電産はこれを拒否しております。