1952-05-12 第13回国会 参議院 本会議 第38号
なお最後にお聞きいたしたいと思いますることは、今日国会においても問題になつておりまするところの文部省の機構改革のうちに中央教育審議会なるものがあるようであります。これは文部大臣が任命するらしいのであるけれども、この種の審議会なるものは常に官僚独善に陷る可能性なしとしない。
なお最後にお聞きいたしたいと思いますることは、今日国会においても問題になつておりまするところの文部省の機構改革のうちに中央教育審議会なるものがあるようであります。これは文部大臣が任命するらしいのであるけれども、この種の審議会なるものは常に官僚独善に陷る可能性なしとしない。
それから第三番目の中央教育審議会でございますが、中央教育審議会は、今後日本の教育をどうして行なつたらよいかということについて、世間一般の人たちが、このかたがたがきめたことならもう無理はないだろうというようなかたがたにお願いして、一党一派にとらわれることなく、全く公平な立場からきめたいというふうに考えております。(拍手) 〔相馬助治君発言の許可を求む〕
○矢嶋三義君 ちよつと私はそれは理解できないのですが、併立にならないと、実際の場合中央教育審議会で一つの重要事項を打出せば、それを尊重した立場において審査会、審議会の私は具体的な運営をやらざるを得ないと思うんです。
ただ審議事項において基本的な審議事項を審議するのが中央教育審議会であり、特定の專門的な内容を持つた事項についての調査審議をするのが中央教育審議会以外の審議会だと、さようにお考え頂きたいと思います。
○政府委員(相良惟一君) 中央教育審議会と既存の他の審議会との間の関係を御質問でございますが、中央教育審議会の審議内容は、教育に関する基本的な事項を考えております。他の審議会はそれぞれ專門的事項を調査審議することになつておりますので、その間に重複が起り得ないと考えております。
近く中央教育審議会を設けるのも、そういう趣意もありまして、よく検討して戰後の教育の向うべきところを確立いたしたいと考えております。 なお、ただいまお尋ねのありました愛媛県その他における事情につきましては、局長から答弁させることをお許し願いたいと思います。
過去のことは申上げてもいたし方がありませんので、それはそれにとどめますが、今後やがて発足する中央教育審議会に諮つて根本的に検討すると言われたのですが、いつ頃を目途にしてやられるつもりか、文部省としては一つの目途を持つておられるだろうと思うのです。それを伺います。
今日までになつてなお漫然と一年云々と言うことは、私は極めて不満足なんですが、中央教育審議会がやがて発足するわけですから、それに諮問する場合は、大臣はいつ頃を目安にやつてほしいという一つの目安を設定して御諮問になると思います。が、きまつておりませんか。
○政府委員(今村忠助君) 先ほども申しました通りに、文部大臣としては、戦時中に非常に変つた教育制度を独立後はつきりしたものにしたいと、それには一つ二つ先に残しておいてという形でなく、たまたまその改正の必要等のあるものも併せて考慮するという立場から、一応一年間延ばしておいて、繰返すようでありますけれども、中央教育審議会に諮つて、はつきりしたものをきめて参りたい。こういう考えでおるのであります。
従つて文部大臣は中央教育審議会を設置して、今後の日本の教育をどうして行くかを諮つて、それに基いて教育方針というものを確立したいと、こういうように常日頃言うておるのでありまするが、今なぜ中央教育審議会を速かに設置しないかという御請求でありましたが、これは文部省設置法の一部改正というものが通りませんと、実際に移すわけに行かないのでありまして、それを待つているような次第であります。
でこれらにつきましては、先ほど来申します通り、大臣といたしましては、中央教育審議会等に諮つて日本の独立後の教育を確立するという大きな建前の中から漢文のことも、その他の科目についても考えて行きたいと、これらのまあ教育審議会等の御意向等を斟酌して一つの方針を定めたいと、こういうように大臣は考えておるようであります。
○矢嶋三義君 教育の問題を持ち出すたびに、大臣は中央教育審議会、中央教育審議会、それに諮つてからということを答弁して来ておるわけです。それでずつと前に、私は文部省設置法の一部改正をやらなければならん、これをいつやるかと言つたときに、四月当初から発足するようにいたしたいと言つている。その設置法の一部改正の法案というものが国会に出ていないと思う。出ておりますか。
そこで私は本日は学問の自由と大学の自治という立場における委員会でございますので、大臣にあえてお伺いいたすわけでございますが、先般一部新聞には、法学部の廃止論とか或いは学長の官選論というのが出たわけでございますが、これに対しまして、私は伝え聞いたところでありますので、大臣に確かめるわけでございますが、学長選任については四月一日から発足するところの中央教育審議会に諮つて、そうして考慮するという態度を大臣
○国務大臣(天野貞祐君) 中央教育審議会というのは、それには教育の一般的な問題を諮問したいと思つております。大学の学長を選挙するということは私は変える考えも何も持つておりません。 それから地方の大学は、旧制大学と申しましようか、長くやつて来た大学とは違つてまだ完成していないのです。
本法案のおもなる事項は、ユネスコ活動に関する事務について規定し、教職員の適格審査に関する事項を削り、付属機関として国立近代美術館を新設し及び現在総理府所管のもとにある教育刷新審議会を廃止し、新たに文部大臣所管のもとに中央教育審議会を設置するほか、不要となる審査会等の廃止及び名称変更を行おうとするものであり、なお当分の間、高等学校の職業教育関係の教科用図書の編修及び改訂を文部省において行うことができることとし
○国務大臣(天野貞祐君) 中央教育審議会です。そういうような審議会はできておりませんけれども、併し私は個別的にいろいろな人の意見を聞いてこの目的は立てて来ておるのです。
第四点は、文部大臣の所轄の下に中央教育審議会を設置することにいたした点であります。現在、総理府所管の下に教育刷新審議会が設置され、教育に関する重要事項を調査審議する機関とされておりますが、教育刷新審議会は、終戰後の我が国における教育改革方策の樹立に多大の貢献をしてきたのであります。併し今日におきましては、一応その使命を終了したものと考えられます。
根本方針は、それでは将来どこで相談するかという問題になりますけれども、これは恐らく非常に大本である根本方針は、近くできまする中央教育審議会とまあ御相談してでき上ると考えております。
○矢嶋三義君 丁度大臣にお伺いしようと思つたのですが、行きがかり上、ずつと質問が流れて行くわけですが、それで私、最初大学設置審議会と四月発足しようという中央教育審議会との関連はどうかということを承わつたわけなのでありますが、さつきあなたの答弁から察すれば、この大学設置審議会というのは、四月発足する中央教育審議会の一分科会になるのではないかというような感じがするのですが、そうでございますか。
○政府委員(稻田清助君) 中央教育審議会と大学設置審議会が、後者が前者の下部機構乃至は分科会であるか、これは嚴密に分科会と言うべきではないかも知れませんけれども、要するに中央教育審議会がおよそ文教関係の中枢、又全体的の中央教育審議会でありまする関係上、あらゆる文部省関係の諮問委員会が、その下においてそれぞれの受持を受持つという意味におきましては、下部機構であり、或いは分科会的な役割を持つという性質を
第四点は、文部大臣の所轄のもとに中央教育審議会を設置することにいたした点であります。現在、総理府所管のもとに教育刷新審議会が設置され、教育に関する重要事項を調査審議する機関とされておりますが、教育刷新審議会は、終戦後のわが国における教育改革方策の樹立に多大の貢献をして来たのであります。しかし今日におきましては、一応その使命を終了したものと考えられます。
○鈴木(義)委員 文部省の提案理由の説明が、書類がないのでさつき聞いただけでよく覚えていませんが、中央教育審議会を設置するというが、大体審議会を廃止することが行政機構改革の方では議題になつており、そういう方針のように承つております。中央教育審議会というものを特に設置する理由について、もう少し詳細に承りたい。
と申上げますのは、最近文部省に中央教育審議会という教育全般に対する基本方針について再検討を加えるまあ機関が設置せられる予定でありますが、この機関ができますれば、成るべく速かにこれとお諮りいたしまして、設置方針を決定したい。こういう状態になつておるわけでございます。従いまして只今お言葉にありましたように、或る大学に限り設置して他を顧みないというような事実の決定はいたしてないのであります。
又今日の同じく朝日新聞で「中央教育審議会を急げ」という題で、やはりその問題にも関連して社説を掲げるという、こういうふうに非常に問題が大きくなつて来ておりますが、我々はこの問題に対してこちらに今まで請願が見えていなかつたために、この問題が論議されておらんのでありますが、併し請願があるなしにかかわらず、或いは又これから出て来るかも知れませんが、とにかく今まであつたなかつたにかかわらず、相当に大きな問題で
このほか、ユネスコ国内委員会の設置、勤労青年学級の開設、学徒の厚生援護、現職教員、再教育講座の開設、通信教育の実施、教育文化の統計調査、教科用図書の改訂、発行、検定、中央教育審議会の運営、その他文部行政及び学術振興上緊急敏くべからざる諸般の施策を講ずるため必要な経費を、それぞれ計上したのであります。 以上は文部省所管に屈する昭和二十七年度予算の大要につきまして、御説明申上げた次第であります。
○國務大臣(天野貞祐君) 私は今も申す通り、原則的にはこれは公選でなければいけないと思いますが、併し公選でない任命制という論も私は一応聞くべきものを持つておるように思うから、それをよく、これは場合によつたら私が近く設けようと思う中央教育審議会に諮ろうかという考えを持つております。
しかるに文部大臣は、中央教育審議会をつくつて、これから何とかゆつくり漫々的にその対策を練られるというようなお答えでありまして、本員はまことに遺憾にたえないのであります。詳細なことは、すでに若林委員よりお述べになられた通りでありますので、重複を避けて簡單に率直に申し上げておきたいと思います。 文部省が社会教育局より発行された單行本の中に、青年時における人格形成の云々という單行本があります。
たまたまこのたび中央教育審議会ができることでございますから、それに付議して新しい教科課程、新しい学習要領というものをつくりたいと考えております。
つきましては、伝えられるところによりますと、中央教育審議会というものを設けまして、この答申を以てやられると、こういうふうに伝えられておりますが、この中央教育審議会を設立する以上は、これは文部省の設置法の一部改正というものもなされなくちやならんかとも思うのでありますが、本日のこの提出法律案調には出ておりませんが、いつ出される予定かということも、更には私はこの中央教育審議会に一切大臣が諮問して今後の文教行政
それから只今中央教育審議会についてその諮問を重視してやつて行きたい。教育刷新委員会は総理大臣の諮問機関であつたが、今度は文部大臣の諮問機関といたしたい。こういうお話でございましたが、私は国会におりまして、政府提案による国会の承認を要する人事についても、最近はやつぱり逆コースの過程にあると思う。
それから中央教育審議会と申しますのは金額は大したことはないのでありますが、従来教育刷新審議会として内閣に設置されておりましたものを改組いたしまして文部省の審議会にいたしまして、講和後の教育行政確立のためにいろいろ助言を得る機関いたしたいという考えでございます。 その他を一括いたしまして十七億、これにはいろいろ細かい経費が一括して入つておるのであります。
それからあとは小さい問題でありますが、オリンピック大会の選手派遣費は、庭球と合せまして千七百万円、それから現職教員の出席旅費、これも既定の計画に従いまして一億円余り、学徒援護会の補助金が三千万円、通信教育の補助費が六百七十四万円、博物館の補助金が三百三十六万円、それから教育刷新審議会を改組いたしまして、中央教育審議会を設置するために百十万円ばかり計上いたしております。