1967-06-14 第55回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第12号
中央市場機構の問題を調べましても、卸売り人も、仲買い人も、小売り人も、これでいいんだというような、おれは精一ぱいやっているんだというような自信のほうがあり過ぎて、新しい時代についていくという、一つのイニシアチブを自分から自発的にやるんだというような気魄が非常に少ないような感じがするので、それは消費者も同じだろうと思うのです。
中央市場機構の問題を調べましても、卸売り人も、仲買い人も、小売り人も、これでいいんだというような、おれは精一ぱいやっているんだというような自信のほうがあり過ぎて、新しい時代についていくという、一つのイニシアチブを自分から自発的にやるんだというような気魄が非常に少ないような感じがするので、それは消費者も同じだろうと思うのです。
やはりそういう意味では、せりを中心にした現在の中央市場機構を存続いたしまして、価格を形成する場合には、公正なしかも安定した一つのベースで価格をつくるというたてまえになりますと、ある意味で、一物一価というお話が先ほどございましたが、売り場の共同化ということが、さっきの三十八年の流通改善対策要綱にも出ておりますけれども、それはとりもなおさず一つのびぼう策でございまして、実は市場の卸売り機構の単一化という