1984-04-19 第101回国会 参議院 商工委員会 第7号
率直に私これ言われるから言うんであって、したがって現行のこういう鉱業審議会のあり方、それから中央保安協議会のあり方というものについていま一度やっぱり見直してみる必要があるのではないか。どうもやっぱりマンネリ化しておるのじゃないか。
率直に私これ言われるから言うんであって、したがって現行のこういう鉱業審議会のあり方、それから中央保安協議会のあり方というものについていま一度やっぱり見直してみる必要があるのではないか。どうもやっぱりマンネリ化しておるのじゃないか。
法の定めた精神からいっても任務からいっても、それにふさわしいところに位置づけする、ぴしっと統一的に指導する、こういう点などは中央保安協議会当たりでもぴしっと統一的に定めるべきではないか、こういう気がするわけです。幸い伊木先生は中央保安協議会の会長さんでもありますので、私の所見に対して御感想を承りたいと思うのです。
いま中央保安協議会でいろいろ検討していただいておりますから、いまお述べになったようなことを、ひとつ検討してもらうようにいたします。
しかしながら、協議をするという姿勢は明らかにしていますから、中央保安協議会その他を通じて保安法規の改正にがっちり取り組んでもらいたい、こういうように思っています。
すでに保安問題については、通産大臣の諮問に基づいて中央保安協議会は答申を出しておりますが、この石炭政策を進めるにあたって、これらの災害における経緯等も十分勘案して、この際保安確保についての政府の見解を総括的に承っておきたいと思います。
答申をする場合に中央保安協議会でそういうことが議論されたことがあるかどうか。またそういう点についての見解があれば承っておきたい。
○説明員(橋本徳男君) 中央保安協議会におきまして現在いろいろ意見を交換されておりまして、大体の感触がまとまっておるようでございます。その部会でございます石炭委員会に私就任しましてから先般出まして、一応意見はまとまってはおりますが、さらにより広い範囲から検討すべき事項はないかというので、さらに検討をしていただきました。
したがって、私どもが中央保安協議会で意見を述べております、係員は年間十日間、一般労働者は一週間、あるいは新規労働者につきましてま三十日間、こういう徹底した保安教育を、しかも国が一歩足を踏み込んだ形で行なうべきであるというふうに考えるわけでございます。
あるいはまたもう一つの問題としては、きのうの朝、雄別でさらに重大災害が発生をいたしておるわけですが、保安問題についても中央保安協議会はもちろんございます。しかしこれは法に基づくいわゆる機関であるわけです。保安上最も大事なことは、何といっても生産の接点におる労使が自主的に保安を守る、こういう体制が出てこなければならない、こう思うわけです。
これはぜひひとつ——この災害は中央保安協議会あるいは地方保安協議会にも報告されると思いますので、そういう点について人間の判断の誤りや、常識的にこれはもう万全であるという場合であっても、こういう災害が起きるということは、念には念を入れるというか、間違いなくガス検定ができるような仕組み、管理の方法、こういうものを何らかの装置でやる方法が絶対に必要になってきているのではないか、こう私は判断をするわけです。
しかも鉱山の保安に関しては、通産省の鉱山保安局で中央保安協議会という組織があって、常日ごろ具体的な保安問題についてはこの保安協議会の中で十分討議をされ、あるいは意見が出され、研究がなされ、これが大臣に答申をされて、予算上必要なものは予算措置を講ずる。あるいはまた法規を改正しなければならぬ点については法規の改正をする、こういう形で法案が提出をされてまいったわけです。
というのは、これは中央保安協議会から審議会のほうに意見書みたいなものが出まして、項目的にはその中から若干取り上げられております。そして私はその項目自体はきわめて適切な項目はあると思います。しかしこれまでの経過から考えまして実現しないという点が問題なんです、金の問題を含めまして。
監督体制の強化という問題も出ておりますから、中央保安協議会を中心として具体的な検討はそれなりにされていると思いますが、最終的な問題としての財政的な裏づけというものについては、それこそ収支改善の総財源云々の問題とからみまして、はたしてこの保安体制の整備の問題についてどういうような形となってあらわれてくるか、非常に懸念をしているところであります。
なお省令につきましては今後さらに中央保安協議会に付議いたすことに相なっておりますので、その意見を聞きました上で取りきめたいと思います。
それぞれ地方の保安委員会、並びにその上に中央保安協議会がございまして、それぞれ積極的に正面切って取り組んでおることは事実なのでございます。その成果があがっているかあがっていないかということは、数字的にいろいろ出てまいるわけでございますが、いろいろ日夜反省さしていただいておるわけでございます。
これを一本に共通に、いま一挙にそういう制度にいくことがいいかどうかということにつきましては、実は中央保安協議会におきましても非常に多くの議論を重ねたところでありますが、やはり保安監督員補佐員という形で作業の現場の意見が実際に浸透していくことをはかるという制度が、現在の段階ではいいのではないかというふうに私は考えております。
第一点の、協議会それ自身の調査につきましては、先生すでに御高承のごとく、問題が起こりますごとに、たとえば三池の場合にも、この中央保安協議会のメンバーをもちまして具体的な調査を行なった次第でありまして、協議会自身としての調査活動は現在も行なっておるわけであります。
○細谷委員 ここで監督行政の強化という問題が出てくるわけでありますが、先ほど御質問いたしましたので触れませんけれども、その監督行政の強化というものと並列的に、四十六条の中央保安協議会ですが、たとえば四十六条の一項には「議に附さなければならない。」
成案をもちまして、なお、この成案につきましては、法律によりまして、中央保安協議会の意見を十分聞きました上で、具体的に法令化していくという予定で、現在進行中であります。
現在政府においても中央保安協議会及びその基本問題部会等や検討を進めておりますが、今回の災害の原因を正確、迅速に調査し、これを含めて一日も早く結論を出し、所要の措置を講ずべきであります。 第二点は、保安法令の厳正なる運用をはかるとともに、今回の災害の実情にかんがみ、巡回監督の回数を増加し、問題を指摘した際は直ちに是正せしめること等、行政全般の拡充強化措置を講ずることであります。
ところがそのときに一酸化炭素救命器のメーカーの生産能力を調べましたところ、非常に限界がございまして、そのときの計算では、全部充足するためにはどうしても三十九年の十二月までかかるという計算が出たものでございますから、中央保安協議会の皆様の意見を聞きまして、そうして三十九年の十二月までに備えつけるように特別許可の措置をとったわけでございます。