2015-07-03 第189回国会 参議院 本会議 第30号
昭和二十九年の中央会制度発足以来、中央会は農協の事業や経営についての監査や指導、農協や連合会を代表する機能や総合調整など幅広い役割を果たしてきています。 このような中央会の果たしてきた役割を考えるとき、今回の農協法改正でどうしても理解できない点があります。
昭和二十九年の中央会制度発足以来、中央会は農協の事業や経営についての監査や指導、農協や連合会を代表する機能や総合調整など幅広い役割を果たしてきています。 このような中央会の果たしてきた役割を考えるとき、今回の農協法改正でどうしても理解できない点があります。
○林国務大臣 これは基本的には、中央会制度、発足時は一万を超えていたものが七百に減少して、一県一JAが増加している。それから、JAバンク法に基づいて、これはお詳しいと思いますが、信用事業については農林中央金庫に指導権限が与えられている。こういうことになって、制度発足時と変わってきたということからこの自立的な新たな制度に移行する、こういうことにしたわけでございます。
しかしながら、農協中央会については、今申し上げた昭和二十九年の農協中央会制度発足当時、一万を超える農協が存在しておりまして、農協の経営管理体制も弱かったということで、農協中央会がこれを指導する役割が大きかったわけでございますが、合併等によりまして農協の経営基盤、財務内容が強化をされてきまして、農協の経営管理体制も整備されてきたことから、現在では状況が変化をしておりまして、こうしたことを踏まえて、現在