2019-11-27 第200回国会 衆議院 科学技術・イノベーション推進特別委員会 第3号
研究者に対する支援のあり方については、将来の若手研究者となる、大臣もおっしゃられた大学院の修士、博士課程の方々への支援を始め、博士課程を修了した若手研究者、中堅研究者、シニア研究者など、それぞれの段階での支援が求められていると思います。 その中で、きょうは、特に大学院の修士、博士課程の方々への支援のあり方について伺いたいと思います。
研究者に対する支援のあり方については、将来の若手研究者となる、大臣もおっしゃられた大学院の修士、博士課程の方々への支援を始め、博士課程を修了した若手研究者、中堅研究者、シニア研究者など、それぞれの段階での支援が求められていると思います。 その中で、きょうは、特に大学院の修士、博士課程の方々への支援のあり方について伺いたいと思います。
次に行きますけれども、今の資料の一番最後のページでございますが、六—四「若手・中堅研究者が独立した研究を実施する際に障害となること」というもののアンケートをとっていると思いますが、これの一番筆頭に来るのが、「短期間の成果が求められるため、自ら発案した研究テーマに挑戦することができない。」ということをまず第一番目の課題として挙げておられます。
ということも、これも若手、中堅研究者が独立した研究を実施する際に障害になるということで述べられているわけです。これもやはり大きな理由だと思うんですね。 このことに対する文部科学省の今の取組を具体的にお伺いをしたいと思います。
ただいまの御指摘の科学技術・学術政策研究所の調査にもございますように、例えば、課題解決型の大型プロジェクト研究に参加している場合とか、あるいは当該研究者の任期が短い場合において、若手、中堅研究者が短期的な成果創出を求められ、みずから発案する高い目標の研究テーマに挑戦することが難しくなるといった側面があると認識しております。
若手、中堅研究者が独立した研究を実施する際に障害になることは何かと問われて、同じこの調査ですけれども、出た声が、短期間の成果が求められるため、みずから発案した研究テーマに挑戦することができない、大型プロジェクトによる任期つき雇用のため、研究テーマを自由に設定できない、雇用が不安定であるため、みずから発案した研究テーマに挑戦することができない、こういう回答が公的研究機関を含めて上位三つを占めている。
三番目でございますが、一方、国の試験研究機関の中においては、これは公私さまざまな場面で言われていることでございますが、中堅研究者が非常に処遇あるいは研究体制の面で不自由を感じておられる、とりわけ民間の先端技術開発の場面と比べると、ある面で立ちおくれた条件、要素が多いことは否定できないという指摘が多々ございます。
これらの卒業者は、すでに各大学の中堅研究者として活躍しつつあります状況で、文部省といたしましても、今後とも、さらに大学院の拡充について努力していきたいと考えております。 他の事柄につきましては、別の政府委員からお答え申し上げたいと思います。