1988-03-28 第112回国会 参議院 建設委員会 第4号
ただ、先ほどから出ておりますように、公団の使命というものが、大都市圏、都市地域において中堅勤労階層、その方々に適切な家賃あるいは価格の住宅を提供するということでございます。そういうことで三分位中位の値を使わさせていただいておるわけでございます。ただ、御指摘のように確かに古い住宅の場合には入居者の年齢が高いということもあるかと思います。
ただ、先ほどから出ておりますように、公団の使命というものが、大都市圏、都市地域において中堅勤労階層、その方々に適切な家賃あるいは価格の住宅を提供するということでございます。そういうことで三分位中位の値を使わさせていただいておるわけでございます。ただ、御指摘のように確かに古い住宅の場合には入居者の年齢が高いということもあるかと思います。
○志村参考人 私どもといたしましても、公団のお入りいただく階層が中堅勤労階層と考えておりますので、その方々の月割り額の所得の一五、六%程度の家賃になるように努力をいたしております。現実に公団設立以来、平均としましては大体その線でずっときております。
なお家賃、分譲価格が高額化し、中堅勤労階層の負担を重いものにしているので、回収資金のコスト低減の努力とあわせて家賃、分譲価格の抑制を図るために、次の事項を実施しなさいとして、第一に、用地取得方法の改善、第二に、建設工法等の改善、第三に、関連公共施設等の負担の軽減、第四に、事業の早期施工、第五に、家賃の低減努力を払うこと。家賃を上げなさいという話はどこにも出てないのですね。
○星野参考人 金利負担の軽減はもちろんでございますが、先生も御承知のように、住宅公団の賃貸住宅につきまして、中堅勤労階層の平均所得額に対しまして妥当な負担率になるように、そのような観点で家賃を決定する、こういことをになっていたわけでございまして、それの実現のためには、先生が言われましたような利子補給の制度、あるいはまた各種の関連公共事業に対する負担金の問題その他もろもろの問題を総合いたしまして、そのような
こういう中堅勤労階層の所得は、やはり年々上昇してまいります。ところが、いま住宅のコストが非常に高くなっておるということから、支払いがかなりつらくなっておるわけでございますが、これを先ほど言いました、いわゆる所得に応じたような支払い方で払っていくということであれば、非常に払いやすい。
○沢田政府委員 私どもは、現在の中堅勤労階層の平均的な方が何とかその月々の負担によって適正な住宅が手に入るようにしたいと思います。それを大まかに見ますと、少なくとも現在八百万は最低かかります。八百万の半分をこえたい。半分をこえますと、あと、いまの貯蓄性向、まあ二百万ぐらいお持ちのようでございます。
その内容といたしましては、特徴のございますのは、「ロ」に書いてございますように、中堅勤労階層の持ち家化を促進するため長期特別分譲住宅の制度を新たに設ける。これは一口に申しますと、持ち家にふさわしい規模、質の住宅を賃貸住宅の家賃並みの支払いから始まって、逐次、収入がスライドいたしますから、逐次上がっていくような体系で割賦金を算出をいたしまして、そういうものを三十年で長期割賦にしたい。
○説明員(沢田光英君) 中堅階層、中堅勤労階層の建設が鈍化しているのは、それは確かにそのとおりだろうと思います。考え方といたしまして、いろいろな手を打たなければなりません、中堅階層に対しては。これは税制、金融、財政、あらゆる面にわたって打たなければならないと思っております。たとえば、いま先生のおっしゃる一つの方法、これも私どもも検討しております。