1977-05-17 第80回国会 衆議院 社会労働委員会 第19号
平電炉関係の主力製品でございます小型棒鋼及び中型形鋼、これは建設需要部門でございまして、この八五%が消化されております関係から、高度成長に伴います年率一〇%で四十八年度まで成長を遂げております。今後の社会資本充実という観点から、その種鋼材の需要がさらに増大をするであろう。
平電炉関係の主力製品でございます小型棒鋼及び中型形鋼、これは建設需要部門でございまして、この八五%が消化されております関係から、高度成長に伴います年率一〇%で四十八年度まで成長を遂げております。今後の社会資本充実という観点から、その種鋼材の需要がさらに増大をするであろう。
通産省といたしましては、以前から鉄くずの安定確保対策についていろいろ苦心をしてきたところでございますが、先ほども公取のほうからも御説明ございましたように、鉄くずにつきましては、発生品であるという特性から非常に供給の弾力性がないわけでございまして、常に、過去の例を見てみましても、鉄くずの価格の乱高下がはなはだしいわけでございますが、これが平電炉メーカーのつくっております小型棒鋼あるいは中型形鋼の乱高下
次に、中型形鋼でございます。これが六月にやはり五万四、五千円のものが九月までには十万円を突破しております。それがやや十一月まで下降線をたどったものが再び上がりまして、大阪市場と東京市場ではだいぶ違いますが、大阪市場では十二万円台になっております。東京では十万円でとまりました。またこれが下降線をたどって、現在では七万五千円台になっております。
○藤野参考人 おっしゃるとおり、小型棒鋼、主として鉄筋用ですね、それとか中型形鋼、これは一般構造用、厚板はどっちかというと、御承知のとおり大メーカーが多いわけですが、小型棒鋼とか中型形鋼、これは確かにこの数字のとおり暴騰したり暴落したり――暴落と申しますのは、過去においてそういうケースがだいぶあったわけです。
○飯塚政府委員 御指摘のように小棒、中型形鋼、冷延薄板等八月末に異常な高騰をいたしておるわけでございますが、小棒につきましてあっせん業務を開始いたしましたのは八月八日でございます。これを八月二十日に締め切りまして、実際に品物が需要家の手に渡るのは九月の上旬になるかと思います。
○藤田委員 鉄鋼の市中価格の推移を見ますと、これもすでに答弁があったと思いますし、通産当局から提出してもらった資料によっても、ことしの一月段階で小棒はトン当たり五万円、中型形鋼五万四千円、冷延薄板が六万三千円、熱延薄板が五万八千円、厚板が五万三千円といたしますと、これが八月の上旬——八月の上旬といえば、政府が小棒問題についてのあっせん所を開設するという方針を出した段階でございます。
○飯塚政府委員 中型形鋼をあっせんの対象にするということはここでお約束申し上げてよいと思います。 一週間と申しますのは、これから一週間でございます。
いま棒鋼、中型形鋼は別にすると言われましたから、そういうこまかい分析をやめまして考えますと、確かに生産は倍になっておる。
そこで通産大臣にお伺いをいたしたいのでありますけれども、確かにいまの鉄鋼の平均価格というのは——これは平均価格でありますから、小型棒鋼なり中型形鋼が最近非常に上がっておりますから、一一三%の中に占めるいろいろな要素というものがありますけれども、しかしそれはそれとしても、生産量が倍になっておるということは、やはり本来ならば、平均価格においても下がるべきである、要するに棒鋼なり中型形鋼が上がってきた背景
そして、私どもが調べましたところでは、中型形鋼の場合、四十三年四月に三万円のものが昨年の暮れには五万円以上、小型棒鋼は、同じく四十三年四月に三万円以下であったのが約五万だ。十二ミリ鋼板が、同じく三万円くらいであったのが四万五千円以上、冷延薄板一・六ミリのものが、四万円程度のものが五万円以上になっている。
寡占型一には、これはブリキ、中型形鋼が入っております。寡占型の第二には、これは線材、大型形鋼が入っております。これらは高度寡占型に次いで硬直的である。その他動態類型に分類して価格との関連を出しております。
中型形鋼あるいは小棒等、いわゆる不況に沈んでおります品種につきましては、これは確かに総理のお話のとおり、調整前とあまり変わらないところに低迷いたしております。これは中小業者も多く、業態、需要関係等々で恵まれない部分でございます。これが大ざっぱにいって大体半分くらいの傾向ではないかと思います。
鉄鋼製品の中で数品種を選びまして、たとえば小型棒鋼、中型棒鋼、中型形鋼、厚中板、薄板、線材等でございますが、この先物につきまして公に販売する価格、それから販売する数量を通商産業省に届け出ることにしておるわけでございます。
中厚板、それから中型形鋼、普通線材、それから粗鋼につきまして、それぞれ生産数量を一定の限度内に押えるように通産省から関係会社に指示をいたしまして、そして減産をいたしております。
それが現在の市価価格に比べてみますと、たとえば中型形鋼、これがトン当たり四万円、これが届け出価格。市中価格が二万九千円になっております。小型棒鋼が、公販届け出価格が三万九千円、これが市中価格が二万八千円。まあ二割、三割近く公販の届け出価格よりも市中価格が安くなっている。こういう状態を続けていくならば、これはもう企業はやっていけなくなる。平均生産費を下回っておることは事実であります。
特に中型形鋼が著しく下がったということで、この部面についてのカルテルの申請がありまして検討いたしました結果、認可する必要があるということで認可したわけでございます。
○政府委員(小沼亨君) 鉄鋼の中型形鋼がございますが、これは例の建築用等に使われます中型形鋼につきまして第二十四条の三の不況カルテルを認可しております。
なお、公販品種につきましては、それぞれ一昨年の十二月を基準といたしまして、たとえば中型形鋼、それから厚板等につきましてやはり減産をいたしました。その後昨年の暮からことしにかけまして、景気調整の緩和措置をとりました関係から、それと減産の効果もありまして、逐次市況は回復に向かいつつありますが、依然としてまだ正常な状態には戻っておりません。鉄鋼業は相当赤字の状況をたどっております。
たとえば粗鋼がどうなっているか、中型形鋼の現在はどうであるとか、厚板がどうであるとか、小さい部分については申し上げませんけれども、ストックとか、現在のコストとか、あるいはインドに販売するとかしないとか、いろいろの話を承っているわけです、ですから総括的に現状ですね、今申し上げました大きい製品、こういうものから御答弁をいただきたいわけです。
○堀小委員 そうすると滞貨金融をやらないということになれば、実は今鉄鋼が御承知のような、小型棒鋼ですか、中型形鋼ですか、こういうものに対しては、この前名古屋でともかく滞貨金融をやってもらいたいんだということを非常にはっきり言っておる。山際さんはこんなものはやりたくないと言っていますが、そうすると、大蔵省もそういう意味の生産調整以前の問題は、そういうことをやる意思はない、こういうことでございますね。
○堀委員 生産性の高いものは下げるとおっしゃいましたけれども、鉄鋼は御承知のように、鉄鋼、鋼板取引価格をある一定のところに据えておいて、そしてそれを全部大手高炉十社が小型棒鋼あるいは中型形鋼は全部買い上げて、市況価格の維持をはかろうとしておるのです。繊維については三六・四%という未曾有の操短をやらして、価格の維持をやっているというのが政府の指導ではありませんか。
繊維がやや持ち直したというようなことから、三月には、二月に比べまして一・二%程度卸売物価が上がったために、相当これはやはり警戒をせなければいかぬということを考えまして、これはさっそく通産省におきまして鉄鋼業界と話をいたしまして、一番不足ぎみでございます中型形鋼、あるいは厚板、銑材、こういうようなものについて増産の勧告をいたしました。
最近におきまして中型形鋼、厚、中板、線材等が相当値段が上がってきましたので、従来の不況対策としての生産ワクを撤廃してはどうかという意見を私どもの方から述べております。通産省におきましては生産ワクを増加しましたので、やや市中価格が下がっておる。たとえば中型形鋼は四月ごろは公販価格が四万一千円ないし三万九千円であった。ところが市中価格はそれよりも二万円も高かった。それが最近には一万円以上下がりました。