1972-02-04 第68回国会 衆議院 予算委員会 第1号
どうか、景気、不景気に関係なく、ということは、政府の予算の効果があって、景気が上がってきた場合に、今度は抑制中型予算になる時期があるでありましょうが、そのときに、いままた芽を出した福祉予算をまっ先に押え込まないように、景気、不景気に関係なく、国民の福祉を守って、たよりがいのある政治をやるのだという決意を総理大臣からぜひ一言お願いいたします。
どうか、景気、不景気に関係なく、ということは、政府の予算の効果があって、景気が上がってきた場合に、今度は抑制中型予算になる時期があるでありましょうが、そのときに、いままた芽を出した福祉予算をまっ先に押え込まないように、景気、不景気に関係なく、国民の福祉を守って、たよりがいのある政治をやるのだという決意を総理大臣からぜひ一言お願いいたします。
これに対して特に財界筋からも、これに対して中型予算というような形で苦言が呈せられているようにわれわれ聞くわけですが、これに対して大蔵大臣は、まあひとつ来年度は安保があるから、安保条約の問題があるからこれはこのままいかせてもらいたい、できるだけ金融は引き締めてやりたいけれども、こういうことを言われたように聞いておるんですが、この点は事実ですか。
しかし、この経済成長をやはり野放しにするというわけにはまいりませんから、来年度の予算編成にあたりましても、私どもは警戒的な、俗なことばで申しますると、中型予算を編成をしていこうということと、同時に、また、財政の体質改善の意味からいたしましても、総合予算を堅持する考えでございます。
あなたは、新聞記者の会見で、この二兆四千億円の予算は健全中型予算だとおっしゃるけれども、予算は政府の政治の姿勢を示すものです。特に景気調整という重大なときには、政府はこんなにして引き締めますよ、そういう姿勢を示すことが私は一番大事だと思う。ことしの成長率は当初予算では九・八%でございました。来年は五・四%です。