1974-05-08 第72回国会 衆議院 交通安全対策特別委員会 第15号
中国高速自動車道がことし十一月に開通ということを目前に控えておるわけですが、私はそれに関連をしてお尋ね申し上げたいのですが、今年三月十五日、日本都市センターでこの関係者が集まって「高速道路救急業務に関する調査研究報告書」というものを出された。この報告書の中で、私はちょっと疑問を持っておる点があるわけですそれに伴って消防庁が各都道府県の部長に通達を出した。この通達の一番上にこう書いてあるのですよ。
中国高速自動車道がことし十一月に開通ということを目前に控えておるわけですが、私はそれに関連をしてお尋ね申し上げたいのですが、今年三月十五日、日本都市センターでこの関係者が集まって「高速道路救急業務に関する調査研究報告書」というものを出された。この報告書の中で、私はちょっと疑問を持っておる点があるわけですそれに伴って消防庁が各都道府県の部長に通達を出した。この通達の一番上にこう書いてあるのですよ。
私たちは、中国高速自動車道については津山に管理分駐所を道路公団がつくって、完全に救急業務をやるべきだという意思統一をしているわけですが、道路局長、この津山に管理分駐所を早急につくっていただいて、道路公団が救急業務をやるべきだということを、道路公団のほうへ明確に指示してもらいたい。こういうのが第一点です。 それから、けが人が出たやつを運ぶとかどうするとかいうのは、やはり警察の行動が件うわけですね。
この覚書によりますと、中国高速自動車道が通る、その近所に東城インターチェンジというのが設置をされる。これが設置をされた段階で、買収いたしました土地の代金の総金を支払う、こういう覚書を、備中町長との間に行なっておるのであります。この中国高速縦貫自動車道が通る、インターチェンジがそこにできる、このことを、あなたのほうで知らぬはずはない。そのことを承知なさったのは、いつごろですか。
私が問題にするのは、ちょうどこの買収計画に乗り出したころに中国高速自動車道の計画が立てられたんです。この地域の西山地区の周辺に東城なんとかというインターチェンジが設置されるということもきまった。そこで中国高速道の計画がどんどん進むにつれて、その当時坪当たり百円で込みで買い上げたというそのあたりの土地の値段がぐんぐん値上がりをしておるのです。
そしてまた、いま御承知のように中国高速自動車道の建設をやって、これがせめてでき上がるまで待ってくれとささやかな願いを込めて反対運動をやっておるのですよ。反対の理由というものはいろいろあります。国鉄のほうもよく理解されておると思いますが、もう少し話し合いをして住民の納得をするような、そういう立場がとれないのか。
五道について全体を私は理解しておるわけじゃございませんけれども、中国縦貫道という、中国高速自動車道について、住民からいうと、四十五年に万国博覧会が開催される、それに間に合わしてくれと、こういう強い意見もあるわけですが、この中国高速自動車道については万博に間に合うように、せめて岡山県のいま計画されておる用地買収がこれから始まろうとしておる落合町地内から大阪まで、四十五年に間に合いますか。