1956-04-10 第24回国会 衆議院 大蔵委員会 第27号
つまり北支地区におきましては、軍票の発行はいたしませんで、中国連合準備銀行券をもってすべての支払いが行われております。従いまして、北支地区におきます軍費は、すべて連銀券をもって調達され、それによって支払いが行われております。そのような状況におきまして、かりに百億の軍費が必要であるという場合には、百億の中国連合準備銀行券を朝鮮銀行が借り入れをいたします。
つまり北支地区におきましては、軍票の発行はいたしませんで、中国連合準備銀行券をもってすべての支払いが行われております。従いまして、北支地区におきます軍費は、すべて連銀券をもって調達され、それによって支払いが行われております。そのような状況におきまして、かりに百億の軍費が必要であるという場合には、百億の中国連合準備銀行券を朝鮮銀行が借り入れをいたします。
それでここに表が出ておりますが、例えば中国連合準備銀行券で三十三万円以下の部分は、十一円は本邦通貨一円に対する金額である、そういうふうになつております。これは言い換えますと、向うで三十三万円もらうと日本で三万円もらえる、そういうことになるわけであります。
○小林政夫君 それにしても、これは在外預金に適用される交換レートですが、第一表は未払送金為替に使われる換算レート、その換算レートの第一表のほうでは、中国連合準備銀行券と蒙疆銀行券と同じに扱つておる、第二表のほうでは違つておる、この理由なんです。第一表と二表の交換レートが違うということは、或る程度わかる。わかるけれども一表では全部について交換レートが違つておることはわかる。
○小林政夫君 それから換算率で第一表と第二表との中で、第一表では中国連合準備銀行券と蒙疆銀行券とは同じ取扱にされる、併し第二表においてはとれが蒙疆のほうが倍の通貨価値を認めておるというのはこれはどういうわけですか。
満州中央銀行券は一円に対し一円とか、中国連合準備銀行券は三十三万円までは十一円に一円というような表がありますが、これは何を基準になさつたのでありますか。在外公館借入金の場合の表ともかわつておるように思うのでありますが、このレートは何かの基準かあつて出たものであるか、伺いたい。
が得られないので、本件借入金の円に対する評価に当つては、先ず借入金を表示する現地通貨の流通地域の区分に従つて、朝鮮、満州、関東州、華北、華中、華南、タイ及び仏印の区分により地域区分を設け、当該現地通貨の円に対する評価は、原則として各借入通貨ごとに借入の最盛時における当該現地通貨の流通していた地域の主要都市と東京との米価の比較によるものとし、なお実情に応じ、 (1) 華北における法幣については中国連合準備銀行券