2009-03-17 第171回国会 参議院 内閣委員会 第2号
なお、このグローバル・マース号の乗組員は、同年三月十日、タイ沖で乗組員十七名全員が小型船で漂流中のところ地元漁船に救助されており、また船体につきましては、同年六月二十日、中国国内で船名が偽装された状態で中国警察当局により発見されております。 以上でございます。
なお、このグローバル・マース号の乗組員は、同年三月十日、タイ沖で乗組員十七名全員が小型船で漂流中のところ地元漁船に救助されており、また船体につきましては、同年六月二十日、中国国内で船名が偽装された状態で中国警察当局により発見されております。 以上でございます。
反対に中国は、日本政府の悪質な行為に強烈な憤慨を表明する、既に結論づけた問題を意図を持って誇張し、中国のイメージを損なっている、日本にわずかな道理もない、中国警察当局は当時、日本の上海領事館関係職員から事情聴取し、事実を確認した、聴取記録や日本の職員の署名もあるなどと事実を全面否定した上で、日本を悪質だと非難しているわけでございます。
六月十三日に韓国大使館領事部で発生した亡命希望者連行事件では、韓国大使館職員は中国警察から暴行を受けてまで亡命希望者を守ろうとした。ただ、韓国政府は基本的に北朝鮮の難民はすべて受け入れる方針なのに対し、日本政府の難民政策は追い返すなどあいまいで、それが現場の対応にも影響をしている。
その中で、個々に質問をさせていただきたいと思いますが、人道問題、これまず最優先というような表現をしたから、結局もうほかの問題はどうでもいいよということで中国側に取られたかもしれませんが、人道問題ということで、五月の二十三日、フィリピン・マニラから、瀋陽の日本総領事館からの中国警察に強制連行された五人というのはフィリピンを経由して韓国に入った。
テレビ映像を見る限り、日本領事館は、あの亡命者が亡命を求めた時点ではそれを拒否して彼らを阻止し、連行する中国警察に同意を与えているように見えるわけです。しかし、そのビデオが広く、ビデオ映像が広く世界に知れるようになると、日本政府は中国政府に大使館立入りに抗議し、亡命者の身柄引渡しを求めているというような印象を与えます。
そこで私はお尋ねしたいのですが、先ほどの表示からも明らかなように、瀋陽の日本領事館では、十四時ごろから、そして査証待合室、そこに二名の方が入って、数名の、五、六名の中国警察によって連行されていく。十四時五十分まで約一時間の間、日本の領事館担当者と中国側は終始接触していました。言ってみれば、ごく近いところに一緒にいました。
中国の警察官に、北朝鮮から来たんだ、日本の総領事館に話をしたいんだ、こう言えば、必ず日本の総領事館の方に中国警察は入れるんでしょうか、照会するんでしょうか。私は、そのことが確実であれば、今回のような、北朝鮮から脱出してきた人が駆け込むというようなことはないんじゃないかと思うんです。その点は確言することができるかどうか。
中国警察が、むしろ北朝鮮から来た人だということがわかれば拘束するということにはならないんでしょうか。必ず日本側に照会するということが確認できますか。
○松本(善)委員 いや、北朝鮮から来た人も、結局、不法入国した人はそういう中へ入るんじゃないですかと、領事館に入る入らないという問題が中国警察との関係で起こった場合。
まず、質問に入ります前に、ニュースで大きく取り上げております、日本の瀋陽総領事館に、北朝鮮とおぼしきといいますか、北朝鮮の人が館内から中国警察によって連れ去られるということでございますけれども、これに対しまして、事情を照会するのは当然でありますけれども、これは主権国家としてきちっとやはり抗議をして、だれも納得できるような結末をつけていかないといけないと思うんですよね。