1972-03-22 第68回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
それにはどうしてもソ連を軍事的に加担せしめなきやならないから、これにいかなる条件をも与えて自国の犠牲を少なくしょうというのがあの国務省の中国白書においても明らかにされております。ニクソンは、あの国務省におけるヘスを赤狩りの際に追撃した文書の中においてそのことを明確にしています。これは、私たちはアメリカやソ連を責めるのではない。
それにはどうしてもソ連を軍事的に加担せしめなきやならないから、これにいかなる条件をも与えて自国の犠牲を少なくしょうというのがあの国務省の中国白書においても明らかにされております。ニクソンは、あの国務省におけるヘスを赤狩りの際に追撃した文書の中においてそのことを明確にしています。これは、私たちはアメリカやソ連を責めるのではない。
○阿部(助)委員 その点を特に私は念を押したいのでありますが、いま、現在の国々のことを言うと差しさわりがありましょうから、過去の例をあげれば、四九年の国務省のいわゆる中国白書というようなのに出ておるのを見れば、まあ蒋介石政権の腐敗、あるいは前の南ベトナムのゴ・ジン・ジェム政権の腐敗なんというものは、これは全くひどい。
そこで今度は、宋子文がソ連のほうへかけ込んで行ったら、あるということがわかって、えらい苦境に立ったので、そういういきさつがあるので、それに対する不信感というものが、これは結局マーシャルをして十分の手腕をふるわせなかった、失敗に終わらせたのだということを言っていますが、これは当時の国務省の中国白書を見てもわかりまするように、私は政府がアメリカと親しくしていくのはおかまいしませんけれども、アメリカの外交政策
それはだいぶ前に外務省で中国白書と申しますか、中国に対する考え方はある程度最近のものをまとめておられるということを聞いておる。これは新聞にも出ました。
私は吉田さんよりは鳩山さんはお人がよいというだけではなく、多少やはり見識を高く持つということを期待しているのですが、今アメリカと日本が親しくなるのは、アメリカに追従するのではなく、アメリカの軍部に政府が引きずられたり、アメリカの間違った財界の世論にゆがめられたりするこのアジア政策の間違いを、かつて国務省が中国白書でもって中国政策が間違っていたという白書を出したように、是正しなければならない段階に私は
それは岡崎さんがアメリカの国務省で出したあのアメリカ外交の失敗としての中国白書を見てもわかりますように、矢嶋君もこの点を引用いたしましたが、アメリカが蒋介石軍にあれだけの軍事援助をしても、その武器というものは、腐敗された政権の下においてその武器というものは逆にその腐敗政権を倒す武器として中共の勝利を導いた結果になつておるのであります。これは明らかにアメリカの外交政策の失敗です。
ここに持つているのはアメリカ国務省から出ましたユナイテツド・ステーツ・リレーシヨン、ウイズ・チヤイナ、いわゆる中国白書というものであります。ここに持つていますのは、フイリピンの経済が、戦後アメリカが二十億ドルの対比援助をしたにもかかわらず、もう腐散し切つてしまつてどうにもならんというので、ベル調査団を派遣したそのベル・リポーツであります。
或いは国務省の中国白書の伝達書でアチソンはこう言つている。「中国の過去と現在における状態の現実的評価から導き出される結論は、米国に許される唯一の道は、自分自身の軍隊と自分自身の人民の信用を失つてしまつている一政府のためにする全面的な干渉が残つているということだけである」。
○杉原荒太君 この外務省から出された文書の中に米国の政策と題して、中国本土を共産圏から引離して行くという政策を外交の政策の内容とするというような趣旨のことがあるのですが、そういうふうに認識する場合と今おつしやつたこの中国白書に盛られた、私も大体あれの趣旨の内容はこの支那本土といいますか中国の内部に関する限りは余り干渉しないけれども、これが一たび外部にあの力を中共が伸ばして行く場合には飽くまで反対して
○国務大臣(岡崎勝男君) アメリカ側からはこういう文書によつての方針の説明はないのでありますけれども、これはもう例えばトルーマン大統領なりアチソン国務長官なりが言明しておりますることで殆んど明白だと思いますが、それを文書にしたものは少し古いのでありまするけれども中国白書が出ております。あの中国白書の趣旨は多少朝鮮事変等で変更になつた点があると思います。
たとえばアメリカの国務省が先般中国白書というものを出しました。これは中国白書と俗称でありますが、要するに中国問題に対する国務省の見解だと思います。それの中に、たとえば中共そのほかの共産政権が現状のラインから外へ出て来た場合には、アメリカの政府としては十分にこれを阻止すべき手段を講ずるのであるというような、非常に重大な政策を国務省の白書として発表しております。
これは中国白書というものを見ましても、朝鮮はその当時入つておらなかつたように書いてあります。
一九四九年に国務省の出しました支那問題の中国白書、これによりましても結局アメリカは、将来は中共以外のものを目標として進んで行く、こういうことになつております。