2017-03-09 第193回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
それは、中国最高指導部における外交的真空についてでございます。 先生が昨年の秋にある雑誌で、中国外交はやり方が稚拙だと書かれておられます。 その代表例といたしまして、南シナ海での領有権を主張し岩礁を埋め立て人工島を造った問題などでフィリピンが国連海洋法条約に基づき常設仲裁裁判所に異議を唱え、そして昨年夏に国際司法判断で中国は完敗しました。
それは、中国最高指導部における外交的真空についてでございます。 先生が昨年の秋にある雑誌で、中国外交はやり方が稚拙だと書かれておられます。 その代表例といたしまして、南シナ海での領有権を主張し岩礁を埋め立て人工島を造った問題などでフィリピンが国連海洋法条約に基づき常設仲裁裁判所に異議を唱え、そして昨年夏に国際司法判断で中国は完敗しました。
(拍手) 特に、華国峰主席、鄧小平副主席を頂点とする中国最高指導部が、文革以来のある種の行き過ぎの是正と、農業、工業、国防及び科学技術の近代化を旗印とし、冷静、着実な内外政策を大胆に実行されたこと、並びにわが国の朝野の良識者が、日中双方の満足するラインでの友好条約の内容の妥結を目途とする日夜の努力を重ねられたことを高く評価したいと存じます。