1998-05-15 第142回国会 衆議院 運輸委員会 第9号
しかし、長官が本部長となられた油流出対策本部というものは一万五千という数字をもとに対策がとられていたわけでありますから、それに対しての中和剤散布ということをもう即日対応していたはずですが、その点はいかがですか。
しかし、長官が本部長となられた油流出対策本部というものは一万五千という数字をもとに対策がとられていたわけでありますから、それに対しての中和剤散布ということをもう即日対応していたはずですが、その点はいかがですか。
○谷本巍君 続いて、中和剤散布の影響調査について環境庁ないしは環境庁長官に伺いたいと存じます。 マスコミの報道によりますというと、古賀運輸大臣が記者会見で、農水省と連絡をとりながら影響調査をやりたいというぐあいに言っております。これは私、新聞の誤報かと思って聞いたら、あれは間違いありませんというんですよ。肝心の環境庁が抜けているんじゃないですか。
この油流出のときの防災体制として、油回収船の設置とか、また廃油処理施設、中和剤散布のタグボート、こういうものを設置して、いざというときのための処置をいたしませんと、今回は流出した油が少なかったから大事に至らない、いそ物で、先ほどお話しのあったような被害にとどまったわけでありますが、今度はもう八万バーレルからの大きな工業団地が背後にでき、コンビナートができるということになりますと、こんなことでは済まないという