2015-05-28 第189回国会 衆議院 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第4号
それから、九六年春には中台危機。独立機運を高める台湾に対して、台湾海峡に中国がミサイルを二発ぶち込んだ。それに対して、アメリカの空母が二隻展開したという。 こういう事態を想定して、それだけじゃないですけれども、こういうことに対応するという法律を、今度は質的に、根本的に変えるというんですね、だから。
それから、九六年春には中台危機。独立機運を高める台湾に対して、台湾海峡に中国がミサイルを二発ぶち込んだ。それに対して、アメリカの空母が二隻展開したという。 こういう事態を想定して、それだけじゃないですけれども、こういうことに対応するという法律を、今度は質的に、根本的に変えるというんですね、だから。
九七年のガイドライン改定は、冷戦の終結のほか、北朝鮮のNPT脱退宣言や弾道ミサイルの発射事件、また中台危機等といった安全保障環境の変化に伴い、日米の役割、任務を見直す必要性から改定をされました。今回は十八年ぶりの改定となるわけでありますけれども、その新ガイドラインが策定されることになった背景、特に国際安全保障環境の変化について、防衛大臣からまず説明をお願いします。
橋本政権になりましたら、中台危機が起こりまして、中国が台湾海峡にミサイルを二発ぶち込む、米空母が展開をするという中で、日米新安保宣言がクリントン大統領との間で行われて、ガイドライン法の見直しというところまで携わらせていただきまして、やはりそれなりに先人はいろいろ苦労して、いろいろな知恵も出してきて、今の解釈が厳然としてあるわけです。
で、とにかくミサイル防衛で一番の基本は、アメリカ海軍は特に、福建省に七百基余り展開されている中距離弾道ミサイルが、中台危機において台湾海峡方面に展開していくアメリカの航空母艦の機動部隊に対して、核弾頭付きで発射されて、広い海域に展開している艦隊ごと吹き飛ばされる能力を持つことをミサイル防衛で押さえ込む、それを基本として考えているということは、これはもう専門家の間では常識でございます。
ミサイルの脅威でありますとか、中台危機が日本にとっての平和と安全に与える計り知れない不利益、東アジアから中東に至る海上の安定を脅かす危険などを考えると、日本にとってアメリカのプレゼンスというものは何よりも必要であり、そのためには米軍基地を提供することの重要性は不変であります。
そういうところの評価で、とにかく中台危機において中国がぶざまなことにならない方がいいよという今働き掛けを日本もしながら、軍事力が行使されないように持っていくというのが一つの外交だと思います。 ただ、御質問の最後にありました中国に対する日本の取組、戦略と言っていいんですが、やっぱり明確なものがないわけであります。
中台危機の米軍再編が進む中、密約のあった再、核再持込みが行われたのか。あるいは、緊急時には核が持ち込まれるか。米軍基地の透明性もチェックすることが必要であると思います。 質問します。町村外務大臣は、中国にも要求するようにアメリカにも透明性向上を要求することができますか。また、嘉手納基地などの在日米軍基地にIAEAなどの核査察を要請するなどの行動を取れますか。よろしくお願いします。
この地域に突然アメリカが、中台危機と言われて、勢い下地島に空軍を持ってきたら台湾防衛のために便利になるんだということが言われて、非常に危機感を覚えているんです、あの地域の人たちは。このままだったら一体何が起きるんだろう、平和的な交流をしていたのに、それをぶち壊すようなことになるんじゃないかというような気分があるわけですね。
一つの中国である以上、アメリカが中台危機に対して介入するということは、ベトナム侵略戦争へのあの介入の過ちを繰り返すことになります。結局は、皆さんが言っている集団的自衛権というのは、ベトナムの過ちを再びここで中台危機の名前で繰り返す危険につながるのではないか、このように考えますが、いかがですか。
私、こういう問題が外交の公式の場に提起されてきたときに、外務大臣は、沖縄県民の立場に立って、こういう新しい世界の問題について、政権がブッシュ氏にかわり、かわったから中台危機が言い出されるようになって、そのために沖縄に新しい軍事基地をつくる、しかもあの中には、普天間基地も返さない、那覇の空港も米軍が使った方がいい、こういうようなことを言っているわけですからね、そういうようなものについて断固拒否する、外交
それから、先ほど岡崎さんも触れられましたけれども、九六年三月の中台危機、これは実は、実相がどうだったのか、アメリカの意図、中国の意図、台湾の意図、軍部の動き、その結果をそれぞれどういうふうに総括、評価しているか、まだまだわからないところがたくさんあると思うんですけれども、少なくとも、中国がみずからの政治意思、あるいはそれを軍事ドクトリンによって支えられた形で外に投影する。
秋山次官が中台危機のようなものがガイドラインで想定されると言っているのと符合するのですよ。 サコダ中佐はこの問題について、まさにそういう考えだからガイドラインの範囲というのは非常に広いんだ、言ってしまえばボーダーレスなんだ、この考えでいけば限りなく広がるんだと言っている。だから、台湾海峡が入るか入らないかなんというのはちゃんちゃらおかしい話だ。
そしてその上で、中台危機のような事態はガイドラインでも想定しているとはっきり述べているじゃないですか。 次官が言われたことをそのまま認められないんですか、国会では。