1956-06-03 第24回国会 衆議院 外務委員会 第57号
○田邊政府委員 中共地区の抑留者に対する慰問品の問題でございますが、中共抑留者の状態を伺いますと、ソ連地区の抑留者の場合とよほど事情が違うようでございます。特に政府から慰問品を送るという必要性も、現在のところそこまでいってないわけでございます。今回向うから電報が参りまして、おそらく大部分の抑留者は帰ってくるのではないかと思っております。
○田邊政府委員 中共地区の抑留者に対する慰問品の問題でございますが、中共抑留者の状態を伺いますと、ソ連地区の抑留者の場合とよほど事情が違うようでございます。特に政府から慰問品を送るという必要性も、現在のところそこまでいってないわけでございます。今回向うから電報が参りまして、おそらく大部分の抑留者は帰ってくるのではないかと思っております。
たとえば中共抑留者の引き揚げの問題にいたしましても、結局は赤十字社がお互いに話し合うて促進して解決して今日に至っておる、こういうことを見て参りましたとき、これは国交の正常化、あるいは仲よくしていくということはむしろ民間人が、あるいは各種の団体の代表が中国のそれぞれの団体あるいは経済界あるいは経済の代表者、こういう人方と話し合いを進めていくところに国交正常化の具体的な努力があろうと考えるわけです。
高良氏は、政府代表として行つたわけではありませんが、中共抑留者引揚げという政府事務を委嘱されて行くことになるわけであります。また、ことに国の経費をもつて渡航するという方につきましては、かつて旅券法違反をした疑いのある者については、渡航することは好ましくない。
先ほど岡崎さんの御答弁中、中共抑留者に関する数字について、五万数千人という御返事がありましたが、これは大体いつを基準としての調査でございますか、これをひとつお願いをしておきます。 それから厚生大臣には、人口問題に関連いたしまして、人口問題審議会とでも申しましようか、かつてそういうものがあつたはずであります。
○中村(幸)政府委員 中共抑留者の引揚げの問題につきましては、政府といたしましても極力あらゆる努力をいたしております。すでに先般も発表いたしましたように、目下のところインドを通じまして中共当局と折衝をいたしております。