1953-03-06 第15回国会 参議院 予算委員会 第30号
そうかと思うと、又中共封鎖には協力すると言う、或いは日本の財政とか、軍備とか、いろいろの問題であろうと思いますが、白洲氏や池田氏を海外に派遣し、又は派遣せんとして、どうも日本のこの自衛の態勢にいたしましても、外交の問題にいたしましても、あとで申上げまする経済問題にいたしましても、一体日本の独立というものはどこにどうあるのか、いつまでもアメリカ依存の態勢を以て日本の独立を築かんとするのか、この点につきましての
そうかと思うと、又中共封鎖には協力すると言う、或いは日本の財政とか、軍備とか、いろいろの問題であろうと思いますが、白洲氏や池田氏を海外に派遣し、又は派遣せんとして、どうも日本のこの自衛の態勢にいたしましても、外交の問題にいたしましても、あとで申上げまする経済問題にいたしましても、一体日本の独立というものはどこにどうあるのか、いつまでもアメリカ依存の態勢を以て日本の独立を築かんとするのか、この点につきましての
又中共封鎖、中共封鎖はこれは米国軍と言いますか、或いは台湾政府と言うか、これが封鎖をした、これに対して我々は関与しない。又白洲氏或いは池田氏を海外に派遣するということも、これは独立国である以上は誰を派遣しようが当然であります。
この前下田条約局長から中共封鎖の点について質問したときのお答えに、軍事封鎖と政治封鎖の二種類があるという答弁でございました。あるいは防衛水域というものはそのまま当てはまらないにしても、一種の政治封鎖ではないかとも思われるのでございますが、この際政治封鎖とはどういうものだという意味とともに、防衛水域の性格についてはつきり御答弁を願いたいと思うのであります。
あるいは中共封鎖を牽制する目的があるのだというようなこともあるのです。こういう報道を見ますときに、私どもの国の政府が無視されてそうして一種の人民戦線の形で、人民政府を形づくるような傾向があるとするならば、これはゆゆしい問題であると思いますが、この点について、おそらく外務大臣は先日来心の中では切歯扼腕というような気持を抱いておるのではないかと思うのです。
国連で取上げれば安全保障理事会でございましようが、拒否権もあるし、従つて中共封鎖の問題というのはアメリカで言いはやされておるよりも、はるかにその可能性、実現性が少いというふうに解釈できますが、その点いかがでございましようか。
中共封鎖の問題でありますが、大連、旅順、香港、厦門、ああいうふうに中国に属さない港があるのです。そういうものに対して、今伝えられているような封鎖が法理的にできるかどうか。
第二はイギリスは対中共封鎖には反対である。第三はイギリスはヤール、鴨緑江北方の爆撃には反対である。これらの諸点はこれまでもイギリス側が主張して来たところだが、イギリス高級将校はこの見解について次のように言明した。イギリスは板門店の休戦会談が今後再開されるとは見ていない。併し三十九度線から遠くない朝鮮のくびれた線への進撃も余り得にはならないだろう。
朝鮮動乱が膠着状態になりますや、マツカーサー元帥が満州爆撃中共封鎖、台湾国府軍の参戦を要求し、東洋で負けることは西洋でも負けるゆえんであると唱えて、強くこれを推進しようとしたときに、英国のアトリー首相は米国に飛んで、トルーマン大統領に強硬な談判をした。