1954-07-08 第19回国会 衆議院 法務委員会上訴制度に関する調査小委員会及び違憲訴訟に関する小委員会連合会 第3号
その点はこれ以上申し上げる必要はないと思いますが、全体の考え方としましては、私がただいま申し上げたように、最高裁判所は現在よりもむしろ人数を減らすぐらいの方向がいいのではないか、そうしてそのためには上告というものは相当制限していいのではないかというふうに考えるのですが、もしそうでなく、これを昔のように上告の範囲を――上告権を広めるとするならば、今申したような中二階的上告部を設けるというのがいいのではないかというふうに