1952-05-20 第13回国会 参議院 大蔵委員会 第54号
とにかく損をしたならばこれは皆政府にかぶせちまうのだ、益があつたならば一文も払わんのだ、こういうのはどうかと思いますので、そこで両面建に相成つております。但し実際問題としては補償する場合のほうが多いだろうと思いますし、又そうなりますれば、補償してもらおうと思えばこそするのでありまして、調整してもらおうと思つて契約するのではない、かように考えます。
とにかく損をしたならばこれは皆政府にかぶせちまうのだ、益があつたならば一文も払わんのだ、こういうのはどうかと思いますので、そこで両面建に相成つております。但し実際問題としては補償する場合のほうが多いだろうと思いますし、又そうなりますれば、補償してもらおうと思えばこそするのでありまして、調整してもらおうと思つて契約するのではない、かように考えます。
これは御如才のないこととは思いますけれども、縣なり建設省方面とも十分に連繋をとられまして、その上流地帶における災害の根本原因をあわせて除去するという両面建で、ひとつこの工事の復旧に邁進していただきたいと思います。これは希望でございますが、從來ややもすれば運輸省は運輸省関係だけでいろいろ画策して、地方廳なりあるいは建設当局との連繋がややともすれば疎外されるような状況があります。