1990-05-30 第118回国会 衆議院 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第4号
これは答申の中味ですけれども、委員長報告として、 第一委員会の審議の進め方としては、まず最初に衆議院議員の選挙制度についての審議を行ない、それがある程度進捗したところで参議院議員の選挙制度についての審議に移り、その進捗をまって、最後に両院相互の関連を考慮しながら総合的に結論を出すこととした。 私は、これは非常にきっちりと手順を踏んだ議論のやり方だと思います。
これは答申の中味ですけれども、委員長報告として、 第一委員会の審議の進め方としては、まず最初に衆議院議員の選挙制度についての審議を行ない、それがある程度進捗したところで参議院議員の選挙制度についての審議に移り、その進捗をまって、最後に両院相互の関連を考慮しながら総合的に結論を出すこととした。 私は、これは非常にきっちりと手順を踏んだ議論のやり方だと思います。
議案の審議については、国会の両院は平等の立場に立っておりますので、でき得る限り他院の立場を尊重して、努めて審議の促進をはかるべきことは、二院制の本質に照らしまして当然のことであり、両院相互の義務であると考えるのであります。ことに本案のごとき重要法案については、特別の配慮があってしかるべきであり、今回の措置について深く遺憾の意を表するものであります。
両院相互の信義の問題もありますから、法務大臣の答弁はこれで退席をしていただきます。御了承を願います。
第五は、議院提出の議案について、または内閣提出の議案中で他院が修正した部分について、両院相互に委員長、発議者または修正案の提出者が説明できる旨の規定であります。これは、従来明確な根拠規定がないため種々の便法によっておりましたのを、この際衆議院から要求のあったときは衆議院において説明し、また本院の委員会は衆議院側から説明を聞くことができる旨の規定を設けたわけであります。
この内容に触れるならば、この法案は参議院においては、自由党も含む全会一致の決定を以て、衆議院側に送付されたものが、今日に至つても取上げられておらないということは、やはり衆参両院、相互の法案審査のために、望ましくない形であろうと私は思います。
そして外国との関係、そのほか両院相互の間のいろいろなめんどうな関係も、無事に行くのではなかろうかというような総合的な見地から、私は自分の方針をきめたわけであります。今日といたしましても、やはりその当時に立ち返つて考えてみまして、これよりほかにおそらくはとるべき方法はなかつたと、みずから考えておる次第であります。
○石田(博)委員 現実の状態としては参議院の議事の状況を勘案して、政府の申入れがあつたのでありますが、法律の成立は両院の協賛を待つて成立するのであつて、本院の決定に対して参議院の意思が本院の意思と違つた場合には、本院の意思に再び沿うて來る場合があるのであつて、全期というものはこの相互関係から見て、当然両院相互の関係から判断すべきである。
三、同種の委員会は両院相互に同時刻に開かれることを避けられたい。 四、委員会の議事日程の予告に相当の余裕をもたせて貰いたい。これによつて出席政府委員の数を限定し、又質問に適した資料を用意する事が出來る。又、政府委員の出席を要する議事は午後の限ることとし少くとも午前中は各省内の事務に專念せしめる樣にしたい。
三、同種の委員会は両院相互に同時刻に開かれることを避けられたい 四、委員会の議事日程の予告に相当の余裕をもたせて貰いたい。これによつて出席政府委員の数を限定し、又質問に適した資料を用意する事が出来る。又、政府委員の出席を要する議事は午後に限ることとし少くとも午前中は各省内の事務に専念せしめる様にしたい。