1950-04-25 第7回国会 参議院 議院運営委員会 第61号
この承認を求めるようにしろ、両院同時提出、結果は両院の結論をそのまま政府へ通告せよという三つの主張が、非常にこの長い間の議論で明らかになつておる点だと思うのです。だから問題を中途半端に妥協しないで、やはり参議院の権威、特に緑風会の立場、明快な立場をここで示されるために、純理論的に、正論に従つてこのように処理されるということを私は提案し、且つ特に緑風会の反省を求めるものであります。
この承認を求めるようにしろ、両院同時提出、結果は両院の結論をそのまま政府へ通告せよという三つの主張が、非常にこの長い間の議論で明らかになつておる点だと思うのです。だから問題を中途半端に妥協しないで、やはり参議院の権威、特に緑風会の立場、明快な立場をここで示されるために、純理論的に、正論に従つてこのように処理されるということを私は提案し、且つ特に緑風会の反省を求めるものであります。
その際に大体において私共申上げたことは、いつも同じことを申上げたようなわけですが、ただ今回とこの次ぎとに分けまして、この次ぎに両院同時提出というようなことを若し計らつて呉れるならばというようなことが、当時自由党の議運の石原君でしたか、どなたでしたか忘れましたが、申されて、その点はちよつと私共今返答することはできません。
○国務大臣(増田甲子七君) 私が先程一番初めに申上げておる通り、石原君の言われたことについてはまだ提案……この次は同意案として、両院同時提出というようなことについて、考慮は如何かというこを、考慮研究しますと言つています。これも一切のことについて我々の確信を再確認したときでないとできないわけでありまして、従つて研究中ということを最初から申しております。
要するに冒頭に申上げた通り、今日はまだ石原君にお束約した両院同時提出のことを考えさして呉れということを言つているんです。考えさして呉れということを最初に申上げておりますから、責任問題を云々されても困るんです。(「休憩」と呼ぶ者あり)