1995-02-09 第132回国会 参議院 大蔵委員会 第1号
地球環境問題についての世界じゅうの関心の高まりを背景に、平成元年九月の世銀・IMF合同開発委員会において開発途上国が環境問題に取り組むための費用を賄う仕組みが提案されました。この提案を受けまして世界銀行を中心に議論が行われ、平成三年五月の世界銀行理事会決議により地球環境ファシリティーが三年間の試験期間として創設されました。この世界銀行理事会の決議にはもちろん日本理事も賛成をいたしております。
地球環境問題についての世界じゅうの関心の高まりを背景に、平成元年九月の世銀・IMF合同開発委員会において開発途上国が環境問題に取り組むための費用を賄う仕組みが提案されました。この提案を受けまして世界銀行を中心に議論が行われ、平成三年五月の世界銀行理事会決議により地球環境ファシリティーが三年間の試験期間として創設されました。この世界銀行理事会の決議にはもちろん日本理事も賛成をいたしております。
また、せんだっての世銀・IMF合同開発委員会でも地球環境基金が設立されることを盛り込んだ共同声明が出されることになったというようなこと等で、今世界的な最重要課題になっておると私は考えております。科学的な因果関係の立証はともかくとしまして、地球の温暖化で海面が上がるというようなことで、オランダあたりでは大変な危機感が持たれておるようでございます。
ことし四月の世銀・IMF合同開発委員会は、その共同声明の中でアメリカを名指して非難するという異例の事態があったと言われておりますが、それもこれも、ともにアメリカが自国の資金難を理由として新たな資金拠出に非常に消極的な姿勢を示しておるということに端を発しておる、そう思うのです。
○政府委員(大場智満君) 四月の末に開かれます会議は世銀・IMF合同開発委員会でございまして、これはIMFの問題よりは世界銀行の問題を取り上げることになっております。
したがって、これは大事な問題でございますが、世銀・IMF合同開発委員会がどうせ四月にはあります。それから五月にはサミットがあります。そういうところが、私はこれらが議論される一つの場所ではないか。表現はいささか適切を欠くかもしれませんが、あわてふためいて、あした集まるということは避けた方がいいのではないかという感じでございます。
さらにまた、最近世銀IMF合同開発委員会の専門家グループが、これは日本も当然加わっているわけでありますけれども、世銀改革についての勧告をまとめているようであります。
○竹下国務大臣 私は、今回ハンブルクにおける世銀・IMF合同開発委員会、十カ国蔵相会議、IMF暫定委員会に出席し、世界経済見通し及び当面の政策運営、リサイクリング問題、代替勘定構想、開発援助問題等について意見を交換したほか、マニラにおけるアジア開発銀行総会に出席してまいりました。
○国務大臣(竹下登君) 私は、今回、ハンブルクにおける世銀・IMF合同開発委員会、十カ国蔵相会議、IMF暫定委員会に出席し、世界経済見通し及び当面の政策運営、リサイクリング問題、代替勘定構想、開発援助問題等について意見を交換したほか、マニラにおけるアジア開発銀行総会に出席してまいりました。