1988-08-02 第113回国会 参議院 本会議 第3号
ただ、御承知のように、アメリカ自身が世界銀行の増資が議会で難航しておったという状況がございましたので、先般のサミットではこれ以上この問題を強くは申しませんでしたが、しかし、これは世銀増資の追加を待ちまして、やはり将来とも伸ばしていきたい構想だというふうに私としては考えております。 それから、税制改革が行われるが、六十五年度赤字公債依存の体質から脱却は可能であるかということでございました。
ただ、御承知のように、アメリカ自身が世界銀行の増資が議会で難航しておったという状況がございましたので、先般のサミットではこれ以上この問題を強くは申しませんでしたが、しかし、これは世銀増資の追加を待ちまして、やはり将来とも伸ばしていきたい構想だというふうに私としては考えております。 それから、税制改革が行われるが、六十五年度赤字公債依存の体質から脱却は可能であるかということでございました。
○伊藤(茂)委員 議題となっておりますIMF、世銀、第二世銀増資に関連をして質問をいたします。 国際的に外交状態も非常に緊張を強めている不幸な状態でありますが、経済面でも多くの問題が山積をしているというふうなことではないだろうかと思います。また、そういう中で、いま増資の対象となっている三つの公的国際機関の果たす役割りもいろいろと新たな課題を背負っているということではないかと思います。
この現金出資を要する五千万ドル、邦貨で百八十億円の財源を確保し、今後五ヵ年度間における出資を円滑ならしめることが適当であると考えられますので、一般会計の財政事情及び外為会計の収支採算状況を考慮いたしまして、IMF、世銀増資の場合と同様に、その財源を外国為替資金からの繰り入れに依存することといたしたのであります。
今回の補正予算のごとき、ただIMF、世銀増資問題のみを処理すれば事足れりと、こういうことは、当初予算作成後に生じました事由に基づいて、特に緊急緊要となった経費を計上することを全然怠たっているのでありまして、これは今日最も緊急を要する重大な国内問題の処理を全くないがしろにしたものであって、このような片手落ちで不備ずさんな補正予算に対しては、とうてい賛成するわけにはまいらないのであります。