2003-05-27 第156回国会 衆議院 総務委員会 第15号
世間受けしたり世論受けすることはあるかもしれませんけれども、本当に行政機関が、世界のどこの例を見たって、金融業をやって、うまくいくわけはないんです。そこに政治的な意思を挟まないでやるというんだったら、まさに、それこそ行政がやる話じゃないですから。民間がやる話ですよ。だけれども、そこまでやはり閉塞感があるからああいう発言をしているんだろうなと私は思うんですよ。
世間受けしたり世論受けすることはあるかもしれませんけれども、本当に行政機関が、世界のどこの例を見たって、金融業をやって、うまくいくわけはないんです。そこに政治的な意思を挟まないでやるというんだったら、まさに、それこそ行政がやる話じゃないですから。民間がやる話ですよ。だけれども、そこまでやはり閉塞感があるからああいう発言をしているんだろうなと私は思うんですよ。
世論受けたけを考え責任をとろうとしない政治家たち。局あって省たし、自己保身のための企業との癒着と言われる官僚の体質。これが冷戦のもと日本の繁栄の中で生じた複合した成人病であります。これを治療すること、そして企業活動のフリーハンドとソーシャルジャスティスとの調整。こういったことが真の改革への道だと思いますが、総理、いかがでしょうか。
ですから、われわれが幾らテレビ会社へ行ったり、あちこち行って、そんなことやめてくれないか、少し行き過ぎじゃないかなんて言ったって、それはちっとも世論受けしません。しかし、文部大臣が本当に子供を願う心から、余りにも行き過ぎはひとつ子供のために考えてくれないかと、もちろん特定のお客さんを集めてやるところなら結構でしょう。