1952-06-16 第13回国会 衆議院 大蔵委員会 第91号
世耕君とはまつたく久しぶりで相対するわけなんで、世耕事件以来で、はなはだ奇異な感じがいたしますが、数日前の毎日新聞紙を見ますと、今回国会に提案されておりますところの接收貴金属等の数量等の報告に関する法律案に関して、世耕弘一代議士談としての意見が載つておりました。
世耕君とはまつたく久しぶりで相対するわけなんで、世耕事件以来で、はなはだ奇異な感じがいたしますが、数日前の毎日新聞紙を見ますと、今回国会に提案されておりますところの接收貴金属等の数量等の報告に関する法律案に関して、世耕弘一代議士談としての意見が載つておりました。
本日の会議に付した事件 警察官等職務執行法案(内閣提出)(第一二四 号) 世耕事件に関する件 —————————————
その毎日新聞の中に 「政治献金はした、一千万円はデマ損害は弁償、沈默破つた中曽根氏、世耕事件の主流をなす軍服拂下詐欺関係の檢事当局の取調べは被害者関係の取調べを終り、第二段階の安本隠退藏物資処理委員会と政治献金関係の取調べに入つたが、政治献金について当時自由党関係者への軍服拂下運動を担当した中曽根幾太郎氏は、六日朝熱海の仮寓で「政治献金」のいきさつについて次にように語つている。
何らかそこには世耕事件にからむところの辻氏からの金銭の授受について、だれとだれが関係ある、そういつたようなことについて承知されておつたのじやないかと思いまするが、それらの点について重ねてこの際お伺いいたしておきたいと思います。ただ予感で津波というような当らない地震の予言みたいなことでは、承服できないのであります。この点もう一遍お尋ねいたします。
商工大臣の水谷君は先日來山形縣の農業会に、世耕事件のいわゆる軍服拂下げの問題について、優先的にこれを差送るといつて約束をしながら、未だ山形縣の農業会に一着も軍服を送つておらぬという。
○梶川委員長代理 それから先般來ずつと調べておりました世耕事件の問題につきまして、すなわち中曽根事件の問題ですか、これにつきまして世耕指令第一号と通称せられておりますところの書証の原本が本委員会にありますので、裁判所より、現在公判中の事件でもあり、書証として必要だから貸してくれないかという申出がありました。裁判所へ書証として提出するに御異議ありませんか。
本日は、先般決定しました世耕事件に関する裁判記録の謄写が、予定として明日でき上るはずになつておりますから、次回の委員会に証人として辻嘉六氏を喚問をしたい。こういう御相談であります。順序としましては、記録が謄写されたならば一日理事会で記録を閲読しまして、その後にそこで質問事項をきめて、それから委員会を開きたい。
それからこの問題と同時に本委員会の課題となつておりました世耕事件に関する中曽根何がしの詐偽事件に関連しての問題は、裁判所側から裁判記録、檢事聽取書等の書類を取寄せることに運んでおりましたが、公判進行中のゆえに急速にその書類を取寄せることがむずかしい状態にありますから、來る十三日午後一時から理事、委員長が代表して裁判所に行つて、その書類をどういう方法によつて閲覧するか、あるいは書類を借り受けるか、もしくは
○加藤委員長 せつかくの橋本さんの御意見ですが、本委員会は一部門にすぎないので、そのほかに次に世耕事件に関する問題が提案されておりますので、それにすぐかからなければならない。理事諸君はことによるとその方で働いてもらわなければならないことが出てくると思います。まず一應理事とか理事でないとかは拔きにして、五名の小委員を選んで、この眞相の追究に当りたいと思います。どうかその点をお含み願います。
○加藤委員長 ただいま小松君から御提議になりました世耕事件に関連するもので、今まで問題として疑惑の渦中にあつた事件、地方における出來事で、やはり先般來の疑惑にかかわる問題と密接な関連のある事件が、沼津裁判所において現に起訴されて公判に移されておる。こういう実情にあるがゆえに、この記録を取寄せて、先般の世耕事件と一つにして調査を進めてほしい、こういう御提議であります。
だから関係書類を檢察廳、裁判所からいかにとるかということが先ほど來問題になつたので、それは明確に世耕事件に関連する中増根の詐欺事件ということはもうはつきりしておりまして、これはきよう第一に取上げられておつて、その書類が來れば、その書類の基いて、議員なり議員外の多くの人が、ここで証人あるいは議員としての発言を行い、こういう段取にちやんとなつておりますから、その点は明確になつているのです。
つきましてはなお司法大臣が残つておりまするが、その前に先ほど來の事項につきまして、決定しなければならぬ事柄は、取上げる問題として世耕事件並びに兵器処理委員会の問題が決定しまして、ついてはどういう方法によつて調査していくかということであります。
とかというような問題が出ておるようなわけなんでありますが、私は大体舞鶴出身の者でありますが、舞鶴の方の関係では、例のいかものの会社の、日本海漁業という株式会社ができておりますが、これには大藏大臣とか或いは水産局の、今の局長はどうか知りませんが、そういつたおえら方とか何とかが非常に関係なすつておつて、舞鶴の施設とか舞鶴の資材を相当與えておるようにも見受けられるわけなんでありますが、これの内容を探りますと、今の世耕事件
また先般來、世耕事件に関連してやはり問題が残つておるのであります。さらにまた日本の生産の基礎原料である鋼鉄、スクラツプの問題につきましても、某方面においては、最初日本には七百万トンのスクラツプがあるはずである。しかるに日本政府が兵器処理委員会に処理せしめようとした案は、百二十八万トンにすぎない、しかして現実に今日まで処理されたものはわずかに八十数万トンにすぎない。
それは世耕事件というものができました経緯を考えてみましても、すぐおわかりになるのでありますが、しかも前國会に取上げられました隠退藏物資特別委員会と同じように、本委員会の運営にあたりましては、特に必要と認むる場合は、証人を喚問したり、書類の提出をしてもらうことができるということでございますが、これは委員会としての権能をお定めになつたのでございまして、委員そのものは、事件に対して自分で一つの根據を見つけますときに
ただ問題はあとで申し上げようと思いましたが、ついででありますからこの機会に申し上げたいと存じますが、実は本委員会としては、從來ややもすれば、この委員会が單なる世耕事件のためにできたものであるがごとく、あるいは隠匿物資を摘発するその調査が重要なる任務であるがごとくに、世間からも多少誤解をもつて見られておる点があるかと思います。
すなわち、本委員会が設置されました当時の情勢は、御承知の通り、いわゆる世耕事件なるものが廣く世間に喧傳せられていたのでありまして、本委員会設置に至りました契機の一つも、その問題に関連していたことは事実であつたのであります。
こういうことになつておりましたところが、途中で世耕事件をぜひとも報告書の中に織り込まなければならぬという必要が起りましたために、一應小委員會の報告起草のことが、世耕事件がなかなか司法省から報告されませんために、中絶しておつたような形であります。
さらにまた世耕事件におけるあの厖大な金が、産業資本にも商業資本にもならず、あるいは淨財にもならず、獻金あるいは運動費というようなもので何百萬、千萬を超ゆるものがやみからやみに取引されたということは、いかに租税の對象というものがどこにあるかということを知らなければならないと思います。たとえば二、三日前に現實にあつたのですけれども、私が四百五十二圓所得税を納めている。
○外崎委員 もし各位の御賛成がありますれば、内務大臣に對してこの委員會において今までの世耕事件の經過を承りたいと考えております。もう一つは、委員長に對してもお伺いしますが、この間の新聞紙上によれば、坂本代議士がこの事件に對して召喚されたということが出ております。こういうことはお互い同僚議員としてまことに遺憾に思つております。
○外崎委員 警察問題の一つでありますが、ちよつと横に外れるようになるかもしれないが、世耕事件の場合に、警保局長に、現閣僚の中に二三名その事件に関係があるかということを質問したら、そういうことはないと警保局長が言われました。しかるについ先だつて、内務大臣がこの世耕事件に對して取調をうけておるが、これに對する内容を警保局長にお伺いいたしたいと思います。
○久山政府委員 現内閣の閣僚の中に、世耕事件に関係があると人がいるというようなことは、警察の調べに関する限り全然聴いておりません。
今北浦君から聽いておられたようですが、世耕事件のいわゆる被疑者として、現在鹽月、中曽根、藤川、挾間、この四人が拘置されております。
世耕事件を暴く。これには現閣僚の名前が四名出ておる。ななたの名前も出ておりますけれども、あなたは直接世耕事件に關係はない。 われわれ同僚として常識では考えることのできないような罪惡を書いてありますが、それは結論としてあなたとしては司法權獨立のために嚴正にやるかどうか疑わしい。こういうことを書いておる。そこであたたはこの記事をごらんになつただろうと思うがどうか。もう御檢閲なされたか。
いわゆる隱退藏物資であるかどうかということを的確に審査をなさることは、きわめて私は必要だと思いますが、ただいまのお言葉の中に、たとえば世耕事件においても不的確な取材のために、世間を騒がしたというようなお話があつたようでありますが、いわゆる世耕副委員長のころに不的確な情報を多く取られたという御記憶あるいは記録等がございましたら、ちよつとお漏らしを願つておきます。
それはできれば強力な權限をもつた民間人を主體とする特別機關を設けて、これによつてやらしめようという決議を先般この委員會においてしているわけでありまして、これを世耕事件が一應の結末を見たならばその中間報告と同時に報告をして議會の承認を求めて、政府にこれを要請する、こういうことの一應の決議がこの前なされたのでありますが、ただいまの徳田君の御提議はそれとは別にたとえば經濟査察官に對する特殊の權限を與えるという