1989-10-17 第116回国会 衆議院 予算委員会 第5号
しかし、今の主張を野党の皆さんが変えないのであれば、来るべき衆議院の選挙は、消費税の見直しかあるいは消費税の廃止かということが問われるものではなくて、今回のこれからやります見直しを含めた税制改正によって、二十一世紀の福祉社会への展望が開ける「二十一世紀福祉丸」という船に国民が乗るか、あるいは無責任な行き先不明な内容不明な船に国民が乗るかという国民の選択をお願いする選挙になると思うわけでございます。
しかし、今の主張を野党の皆さんが変えないのであれば、来るべき衆議院の選挙は、消費税の見直しかあるいは消費税の廃止かということが問われるものではなくて、今回のこれからやります見直しを含めた税制改正によって、二十一世紀の福祉社会への展望が開ける「二十一世紀福祉丸」という船に国民が乗るか、あるいは無責任な行き先不明な内容不明な船に国民が乗るかという国民の選択をお願いする選挙になると思うわけでございます。
見直した後の消費税を定着させたいという自民党の船は、二十一世紀の高齢化社会における福祉国家実現を目指したもので、名前をつければ「二十一世紀福祉丸」とも言うべきものであります。私は、どうしても国民の皆様に二十一世紀の高齢化社会に安心して暮らせる夢と希望の持てる「二十一世紀福祉丸」の方に乗っていただかなければならないと考えているわけでありますが、総理のこれに対する御所見をお伺いしたいと思います。