2003-06-03 第156回国会 参議院 厚生労働委員会 第18号
二十世紀型雇用モデル、日本では第二次大戦後の約五十年の間に形成されてきた雇用のモデルでありますけれども、幾つかの重要な特徴を有していました。一つに、使用者と指揮命令者の同一性、あるいは中間搾取の排除、つまり直用原則であります。第二に、期間の定めがない契約で定年まで雇用されるいわゆる終身雇用制であります。
二十世紀型雇用モデル、日本では第二次大戦後の約五十年の間に形成されてきた雇用のモデルでありますけれども、幾つかの重要な特徴を有していました。一つに、使用者と指揮命令者の同一性、あるいは中間搾取の排除、つまり直用原則であります。第二に、期間の定めがない契約で定年まで雇用されるいわゆる終身雇用制であります。
そのような二十一世紀型雇用の中で、今後社会保険労務士の役割というものは、勤労者が働くということに付随して発生する様々な権利、年金受給、失業保険、そして健康保険などが適正に確保できるかという観点から、勤労者、つまり働く一個人の代理人たるべきではないかと考えます。