2021-04-06 第204回国会 参議院 環境委員会 第4号
史跡常呂遺跡は、北海道東部の窪みで残る大規模竪穴住居跡群の構成資産として、平成十八年、十九年にかけて実施した暫定一覧表追加記載の公募に対し自治体から提案があり、現在もこの遺跡の世界遺産一覧表への記載を目指した活動が継続していると承知しております。
史跡常呂遺跡は、北海道東部の窪みで残る大規模竪穴住居跡群の構成資産として、平成十八年、十九年にかけて実施した暫定一覧表追加記載の公募に対し自治体から提案があり、現在もこの遺跡の世界遺産一覧表への記載を目指した活動が継続していると承知しております。
ユネスコの世界遺産一覧表に記載されるためには、まずは我が国の世界遺産暫定一覧表に記載されることが必要でありまして、当該暫定一覧表には現在のところまだ六件の文化遺産が記載されているところでございます。
日本はユネスコの世界遺産条約を締結し、一九九三年、我が国から初めて、法隆寺地域の仏教建造物と姫路城の二件が文化遺産として、そして、白神山地と屋久島の二件が自然遺産として世界遺産一覧表に記載され、以後、昨年までに二十件が我が国の世界遺産として登録されています。 実は、私の地元の大阪府堺市には、仁徳さんと親しみを込めて呼んでいる仁徳天皇陵がございます。
この世界遺産委員会において本件がイコモスの勧告どおりに世界遺産一覧表へ記載されるように、最善を尽くしてまいりたいと考えております。
お尋ねの、我が国における世界遺産の位置づけに対する認識はいかがかということでございますが、世界遺産は、先生も御指摘のように、人類全体の遺産として顕著な普遍的価値を有する文化遺産、自然遺産を、世界遺産一覧表に記載をいたしまして、これらを国際的な協力によって後世に守り伝えようとするものでございます。
自然遺産として、平成十九年一月に世界遺産条約に基づく我が国の暫定一覧表に登録され、平成二十二年一月、世界遺産一覧表記載のための推薦書がユネスコ世界遺産センターに提出されました。世界自然遺産の四つの評価基準のうち、地形・地質、生態系、生物多様性の三つに適合するとされています。
平成二十年九月二十六日に文化庁が発表した「我が国の世界遺産暫定一覧表への文化資産の追加記載に係る調査・審議の結果について」でも、作業方針において、求められる世界遺産の構成資産としての適切な保存管理をどのような形で担保するかについての考え方の整理や世界遺産一覧表への記載に係る審査、あるいは記載後の世界遺産としての保存管理状況審査等が陵墓の特性を十分に尊重して行われること等が必要であると記されています。
今度、ハーグ条約の第一条に、保護される文化財の定義がなされておるんですけれども、ここで、この世界遺産一覧表に記載されている中で保護される対象とならないものが何件あるのか、また、それはどのようなものなのかということについて、恐らく自然遺産じゃないかと思うんですけれども、それ以外にも、自然遺産以外にもあるのであれば、そのことも含めてお答えをいただければと思います。
ハーグ条約の未締結国で世界遺産一覧表に記載されている文化遺産を所有している国が七十カ国ございまして、数は百件でございます。
今後、世界遺産一覧表に記載されることが適当な候補物件として、先生お話ございましたように、平成十三年四月に、世界遺産の暫定リストに記載をされたわけでございます。暫定リストには、この時期に、平成十三年四月でございますが、平泉の文化遺産のほか、紀伊山地の霊場と参詣道、石見銀山遺跡をリストアップいたしております。
○銭谷政府参考人 文化遺産の世界遺産一覧表への登録の基本的な基準となりますのは、世界遺産条約やその履行のための作業指針などによりまして定められているわけでございますが、一つは、当該文化財が顕著な普遍的な価値を持っているということ、それからもう一つが、国内において保護のための万全の措置が講じられているということが基準としてあるわけでございます。
○銭谷政府参考人 正倉院を含む東大寺エリアは、古都奈良の文化財の構成要素として平成十年に世界遺産一覧表に登録されているところでございます。
この委員会は、一番大きな任務としては、各締約国からの推薦物件を世界遺産登録基準に照らして審査をし、顕著な普遍的価値を有すると認めるものを世界遺産一覧表に登録をするということが任務としてあるわけでございます。
今後は、世界遺産の登録基準に基づきます専門的な審査が行われ、本年十一月下旬から開催をされます第二十四回世界遺産委員会で世界遺産一覧表へ登録の可否が決定される予定でございます。 いずれにいたしましても、文化庁では、これらの貴重な文化財が世界遺産として登録をされるということは極めて意義のあることと考えております。
日米安保条約が米軍の我が国への駐留を認めていることは、同条約がこの目的の達成のため軍隊としての機能に属する諸活動を一般的に行うことを当然の前提としており、米側に対し低空飛行訓練の一般的中止を要求することは考えていないわけでありますが、この白神山地は平成五年十二月に世界遺産条約に基づき世界遺産一覧表に登録されており、同地域の自然を守るため、関係法令、自然環境保護法等に基づき工作物の設置や植物の採取等に
青森県と秋田県にまたがる約十三万ヘクタールの広大な白神山地は、我が国有数のブナの天然林を主体とする地域で、イヌワシやクマゲラ等の希少鳥類の生息を初め多様な生態系を有しておりますが、このうち人為的な影響をほとんど受けてこなかった世界最大級の原生的なブナ林が分布する一万六千九百七十一ヘクタールの区域が、平成五年十二月、世界遺産条約に基づき世界遺産一覧表に自然遺産として登録されました。
○政府委員(林田英樹君) 原爆ドームの世界遺産化につきましてはこの委員会でも何度か御議論があったわけでございますが、その際にもお答え申しておりますように、原爆ドームの世界遺産一覧表への記載に関しましては国内法上の保護措置等の課題があるということで、文化庁におきまして平成六年の九月以降、近代の文化遺産について検討する委員会を設けまして鋭意検討を行ってまいりました。
原爆ドームの世界遺産一覧表への記載に関しましては、種々の課題がございますので、今後、鋭意研究、検討させていただきたいと思います。 残余の質問につきましては、関係大臣から答弁をさせます。 以上です。(拍手) 〔国務大臣河野洋平君登壇、拍手〕
原爆ドームの世界遺産一覧表への記載に関しては、種々の課題がありますが、鋭意検討中でございます。 さらに、反省とおわび、不戦の誓い、平和貢献等の趣旨を国会決議することについての御質問がございましたが、御指摘の国会決議につきましては、国会で十分御協議をいただきたいと思います。
その内容といたしましては、「我が国は世界唯一の被爆国であり、「原爆ドーム」を長く後世まで保存することは大切なことであるが、現段階での世界遺産一覧表への記載に関しては、国内法上の保護措置等の課題があり、今後慎重に検討してまいりたい」ということでございまして、閣議決定後、五月三十一日に国会に報告しておるところでございます。
それは、世界遺産条約に基づきまして、世界遺産一覧表に原爆ドームを登録しようという運動でございます。 この世界遺産条約、正式には世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約と申すわけでございますが、この条約というのは、世界の貴重な文化遺産及び自然遺産を保護することを目的としまして一九七二年ユネスコ総会で採択されまして、九二年九月に我が国も締結国になった条約であります。
これは、要は世界遺産一覧表に登録推薦するにつきましては、その国の国内法において保護、保存のための措置がされていることが必要だというふうにされておること、これにかかわる問題なわけであります。それについて、大臣のおっしゃったように、この場合の国内法は文化財保護法が該当するのではないかなと今考えられているわけであります。そして、それについていろいろ問題点がある、課題があるということであるわけであります。
○岸田委員 私が今お伺いしたかったのは、ちょっと表現が悪かったかもしれませんが、世界遺産一覧表に原爆ドームを載せようというこの動き、要はこの動きについて大臣は聞いておられるとお答えをいただきました。そして、これについてはこういった問題点、課題があるというお話があったわけでありますが、要は、その動き自体について大臣はどうお感じになられますかということをお伺いしたかったのです。