2015-05-27 第189回国会 衆議院 農林水産委員会 第12号
世界農業センサスという農業統計がありますが、それを実施している八十一カ国の農業経営規模を合算すると、一ヘクタール以下が七三%、二ヘクタール以下で八五%、五ヘクタール以下では実に九五%となります。日本の農家の平均は一・六ヘクタールですから、これは世界標準規模であります。
世界農業センサスという農業統計がありますが、それを実施している八十一カ国の農業経営規模を合算すると、一ヘクタール以下が七三%、二ヘクタール以下で八五%、五ヘクタール以下では実に九五%となります。日本の農家の平均は一・六ヘクタールですから、これは世界標準規模であります。
その一方で、耕作放棄地が、平成十二年の世界農業センサスにあらわれているように、その時点で三十四万ヘクタール、東京都の一・五倍ぐらい大きな耕作放棄地があるわけでございまして、その後もこれはかなり増加しているのではないかと思われるところであります。
一九九〇年の世界農業センサス、この農業センサスはFAOの提唱による国際条約に基づくもので非常に権威がある農林統計でもございますけれども、特にこの農業センサスは悉皆調査であり、農業集落全体にわたっての調査というようなことで、非常にある意味では権威もあると同時に日本の農業の実態というものを相当具体的かつ詳細に私は描き出しているのではなかろうかと思うのです。
○遠藤(登)分科員 大変な農業情勢にあるわけでありますけれども、各般にわたって議論をすれば時間がないのでありますが、特に、環境問題それから過疎化が加速をしているという状況、御案内のとおりでありますが、世界農業センサスの調査においても、五十五年を起点にして九〇年ということ、十年足らずの比較が載っておったようでありますが、約十四万百の農山村の集落が日本列島にある。
一昨日、五日に林野庁からいたださました「一九九〇年世界農業センサス結果概要」を見ましても、造林業者は昭和五十五年から平成二年の十年間に一二・三%減少、造林だけの業者は二二・二%減少、非常に大きく減っているわけであります。素材生産業者は、同じく昭和五十五年—平成二年の十年間に二八・四%の減少、素材生産だけを専業にする業者は三二・八%、三割も減っているわけであります。
世界農業センサスが発表になりまして、それによりますと、いままで私たちの聞いておりましたところの中核農家というのは、六十歳未満の男子農業従事者が百五十日以上農業に従事している、そういう人のいる農家というものが中核農家だ、こういうふうにして説明を承っておりましたが、あのセンサスによりますと、そういう中核農家で販売額ゼロというのが七千戸にも上っている、その他二百万円以下ということになりますと四割以上、そういう
たとえば経済調査に関する条約に基づきましてFAOの提唱のもとに世界農業センサスが行なわれておりまして、さしあたって来年二月一日現在で農業センサスをやることにしておりますが、その結果はこのFAOに提供することにいたしております。
○角屋委員 統計の場合は国際機関との関係がFAOをはじめ多いわけでありますが、ことしは世界農業センサスを実施するという年にもなっておるわけでありますので、この機会に統計調査部長のほうから国際的に統計が要請されておる協力関係の問題について御説明を願いたいと思います。
○中村波男君 もう一度いまの問題で大臣に、もう御答弁要りませんが、要望しておきますが、世界農業センサスというのは、私は農林省が所管としておやりになった統計だと思うわけです。その統計が五百万町歩も食い違っておる。
ただ、本年度のこの金額の中には、御承知の通り、一九六〇年の世界農業センサスの費用が約四億八千万円ばかり加わっておりまして、なおセンサスの継続もございますので、その分を差し引きますと、約四億二千万円程度は当然減になるべきものでございます。従いまして、総額で約八億ばかりの全体としては増額になっております。 内容につきまして、来年度拡充いたします仕事の重点につきまして申し上げます。
本年二月現在で行なわれた世界農業センサスの速報によれば、昭和二十五年から三十四年までの十年間に、農家人口の減少は約一〇%の三百五十二万人であるが、老人、婦人が逆に増加しており、戸数の減少は約二・五%の十六万戸にすぎない、兼業戸数は逆にわずかながら増加の傾向を示しているのであります。この農家戸数の減少しないことが、今後の農政上の重大問題であります。
2 次に、農林水産関係統計調査につきましては五十五億九千六百万円を計上し、一九六○年世界農業センサスの結果の集計公表のほか、米生産費調査農家戸数の増加、果樹基本資料の整備等統計調査を拡充するとともに、統計調査の能率化をはかることといたしております。
2 次に、農林水産関係統計調査につきましては五十五億九千六百万円を計上し、一九六〇年世界農業センサスの結果の集計公表のほか、米生産費調査農家戸数の増加、果樹基本資料の整備等統計調査を拡充するとともに、統計調査の能率化をはかることといたしております。
なお、統計調査につきましては、一九六〇年世界農業センサスの取りまとめを行なうとともに、米生産費の資料整備に万全を期しておる次第であります。 以上農林水産業施策の概要を申し上げたのでありますが、各位の一そうの御協力を得て農林関係予算案及び法律案のすみやかなる御審議をお願いいたす次第であります。(拍手)
それから十二番の一九六〇年世界農業センサスにつきましては、三十四年度の予算で六億四千万ほどの経費をもちまして、全国の約六百万の農家全戸について調査をいたしました。それから農業集落十六万についても、全集落についてそれぞれ調査をいたしておるわけでありますが、三十五年度はその調査の結果を取りまとめて集計をしてこの結果を出すという経費を四億八千万計上してございます。
二、次に、農林水産関係統計調査につきましては、五十五億九千六百万円を計上し、一九六〇年世界農業センサスの結果の集計公表、米生産費調査農家戸数の増加、果樹基本資料の整備等を重点として統計調査を拡充いたしますとともに、これに伴い機動力を整備して統計調査の能率化をはかることといたしております。
次に、農林水産関係統計調査につきましては、五十五億九千六百万円を計上し、一九六〇年世界農業センサスの結果の集計公表、米生産費調査農家戸数の増加、果樹基本資料の整備等を重点として統計調査を拡充いたしますとともに、これに伴い、機動力を整備して統計調査の能率化をはかることといたしております。
なお、統計調査につきましては、一九六〇年世界農業センサスの取りまとめを行なうとともに、米生産費の資料整備に万全を期しております。 以上、農林水産業施策の概要を申し上げたのでありますが、各位の一そうの御協力を得て、農林関係予算案及び法律案のすみやかな御審議をお願いいたす次第であります。
かように関係予算におきまして増額をみましたおもなものは、公共事業費において五十八億八千四百万円、糸価安定特別会計繰り入れにおいて二十倍円、日本蚕繭事業団出資金十億円、牛乳乳製品学校給食及び調整保管において八億三千百万円、農林漁業金融公庫出資金において七億円、一九六〇年世界農業センサスにおいて六億四千四百万円、人件費において九億三千三百万円等であります。
先ほど申しましたように、世界農業センサスについては十六万の集落の調査をやらなければならぬ、これは国際的な問題でございます。こういう新規に予定されておる業務に見合った人員というものを一応計算をしてみますと、大体七百七十二名の増加に人員として相ならなければならぬという一つの計算があるわけでございます。
むしろ、先ほど申しましたような、新たな作付動態調査あるいは牛肉の生産費調査、あるいは豚肉の生産費調査、あるいはさらに本年度国際的に大きく評価されなければならない一九六〇年の世界農業センサス、こういう業務等考えてみた場合に、減らす職員というものは全然なくして、先ほど言ったように、少くとも業務オーバー労働等を考えれば一千名をこえる人員の増をこの面だけでも当然考えなければならぬと思っております。
今度の世界農業センサス等がその成果をさらに一段と高め得る好機にあるわけでございます。そういう時期に、そういう業務を推進するに十分な体制というものを考えていくということは、これは、私は、政府の責任であり、また直接業務を持っている統計部長の責任であろうと思う。