1982-07-06 第96回国会 参議院 外務委員会 第13号
○宇都宮徳馬君 いずれにいたしましても、ある国に非常に厚くある国に非常に薄い場合には、世界総体として見て日本の経済協力というものの効力が非常に減りますから、十分に考えていただかなきゃならぬですね。
○宇都宮徳馬君 いずれにいたしましても、ある国に非常に厚くある国に非常に薄い場合には、世界総体として見て日本の経済協力というものの効力が非常に減りますから、十分に考えていただかなきゃならぬですね。
世界総体的に食糧不足になっちゃうという問題が出てくる。かりに東南アジアと貿易をやる場合、東南アジアの国が輸出する場合は飢餓輸出なんです。決して余っているから輸出するのではない、こういうことなんです。したがって、この食糧問題について日本の財界の見通しというものは、非常に甘い見通しがあるのではないかと思う。そういう点について、私は将来とも政府に慎重に対処してもらいたいと要望しておきます。
そういう関係から、一万四千五百頭をさらに一万二千頭にまで逐次捕獲制限頭数を下げようというときに、船団の数をふやすといいますことは、これは論理上は自由競争でありますから、従ってそれは自由であるというふうに考えられますけれども、世界総体の鯨産業の発展の上から、それは自由にふやすということでなくて現状の姿を守りつつ、その全体の発展をはからなければならぬというふうな考え方のもとに、新たにふやすことについては