1952-05-09 第13回国会 参議院 文部委員会 第31号
そうでないと、例えば世界経済会議に呼んだのにわざわざ断つてしまうというほどおろかな一つの反共政策をやつて、みずから滅亡の途を歩むということを言いたくなるのでありまして、この点はむしろこの際平島議員を前にしては相手にならないから差控えますが、私ここで問題にしたいのは、神戸という港は少くともこれは具体的に申しますと、神戸の地元の要求が非常に大きくてこういう具体的な現われになつて来たのだとこの法案を理解しておる
そうでないと、例えば世界経済会議に呼んだのにわざわざ断つてしまうというほどおろかな一つの反共政策をやつて、みずから滅亡の途を歩むということを言いたくなるのでありまして、この点はむしろこの際平島議員を前にしては相手にならないから差控えますが、私ここで問題にしたいのは、神戸という港は少くともこれは具体的に申しますと、神戸の地元の要求が非常に大きくてこういう具体的な現われになつて来たのだとこの法案を理解しておる
参議院の高良とみ女史が、最近モスクワの世界経済会議に行かれたのであります。そして中国ともいろいろ話があつて、新聞電報の伝えるところによると、中国の方からも、塩も売れるというようなことが出ておるようでありますが、そういう貿易によつて、日本は得るところがあるのかないのか。
先ほどお話がありましたような、国の経費の二百数十億を章減することができたという問題よりも、日本経済の発展の推進的な役割、日本経済の実力の把握のために盡した功績の方が非常に大きかつたと私どもは考えておるので彫りますが、こういう経済調査庁の今日まで果した役割、さらに独立国家として世界経済の本流に竿をさして行かなければならないところの、日本経済のパイロットの役割を果す機関がどうしても必要だということは、だれでも
もとより国際経済に結び付いておる今後の日本経済の動き方でありますから、世界経済の変転によつて影響をなしとはこれは申せません。併しその影響が起るだろうから、今から電力の開発を少し遅らしておいたらどうか。少くしたらどうかという考え方には私は同意しがたいのであります。
さればこそ、実利と実力のある中国、ソビエトとの貿易を許さず、世界経済会議に参加させずに、この通商産業上の無理から生ずる破綻を押えるために武装化し、われわれを生命としては扱わずに、肉彈として数えているのが、アメリカと日本との経済提携なんだ。 戰後の日本は、マツカーサー帝国といわれていた。米人のみが気ままをしていた日本の国柄だつたのだ。その帝王が最も好んで独占したのが相互ビルだ。ビルもよかつた。
この電力を開発することによつて雇用量を増大し、生産量を擴大して行くということでありますが、現在の世界経済の関連において、そういう雇用量を増大しあるいは生産量を擴大し、国民水準を向上させるというようなことは、われわれが考えるところによりますと、非常に可能の薄いような情勢にあるのではないか。たとえばアメリカなどにおいても相当の企業が操業短縮をやつているというような情勢である。
○山本米治君 この外資導入というのは最近の大きなテーマになつているわけですね、日本も特にアメリカから外資を期待していると思うのですが、こちらにおいていろいろな外事を吸引し、かたがた日本経済に害惡にならないような方法でやろうという態勢を整えるのは結構ですが、結局アメリカのほうで外資を、今度向うから言えば押し出すほうの政策を相当やらないと、アメリカの世界政策として世界経済が行詰るような気がしているのですが
それをこの際しいて廃止するというようなことは、世界経済に大きな支配を受ける現在の日本経済のもとにおいて、われわれとしてはどうも受取れないのでありますが、一体こういつた重要な経済政策の案を樹立し、さらに日本の経済力を判定する重要な機関が、わずかな人員、しかも審議会の事務局というような機関では、優秀な人たちはおそらくとどまつていないだろう。
去る三日から、モスクワにおいては、世界の四十五箇国から五百人に近い代表が集まつて、この半身不随の世界経済を打通し、そうして世界平和と各国民の生活の向上のために、まことに実効的な会議をやつておるではありませんか。あらゆるじやま立てをけつて、米国からさえも十二人の代表が参加しておるのであります。
それからまた最近は世界経済会議を開きまして、世界全体を通じまして、純粋に商業的見地から有無相通ずる物資の交流をやろうというようなことで、とにかく協議を行つております。これに対して日本の政府は、何か偏見をもつて物事を見ているように思われます。どうも岡崎国務大臣は偏見を持つておいでになるように思えるのでありますが、こういう機会は商業的見地から利用すべきであります。
○周東国務大臣 お答えをいたしますが、日本が国際経済の一環に参加するということになつた以上、世界経済の動向に影響を受けることはあたりまえのことであります。これは別にふしぎでも何でもない。従つて世界的な不景気が来れば日本にその影響がないとは言えない。好況が来れば好況がある、これは当然であります。そういうことになりますから、今から電源を開発する必要はないとは私は思わない。
また世界経済自体も戦前とは大分違つておるのでありまして、二大陣営が対立しておる中において日本の経済を運営して行くということになつておる点等も加味されまして、日本の経済というものは結局まだ底が浅いといいますか、脆弱性が多いといいますか、回復が十分でないといいますか、こういう意味合いで底が浅いという言葉を使つておるものであります。
私は別に政治借款の定義をあなたに申し上げないけれども、少くとも七十九億ドルといわれるアメリカのヨーロツパならびに世界経済に対する対外軍事経済援助といいますか、これが先ごろからアメリカの上院でいろいろな議論になつた際において、しばしば議員の側から、なぜこの数字のうちに日本に対する援助が含まれていないのかというような質問がこれで二十数件出ているようであります。
同時に今日において世界的な経済の一環の中に飛び込んで、世界経済に寄與することができれば、幸いであり、かつまた義務があると思います。
我々はこの講和を機会に世界経済から日本の経済を防衛する、單備で国を防衛することも主張せられる人々が、経済に至つては丸きり未だ占領中にあるかのごとき迷夢にまだ陥つている、こういうような感がするのであります。こういう意味におきまして、我々は真に国内全体の、国民のために、と申上げますのは、こういう問題が起きますれば度々この業者からの陳情或いはいろいろ運動があるのでございましよう。
(「でたらめを言うな」と呼ぶ者あり)すでにその一つの現われとして、外務省は、世界経済会議出席のためのモスクワ行きの旅券発給を、日本国憲法及び旅券法を蹂躪してこれを拒絶しておるのであります。これは、外務省が、日本人のため、世界平和の役割を離れて、民族解放の愛国運動を弾圧する秘密特務機関に転化しつつある証拠の一つであります。
朝鮮事変の一段落、あるいは各国の生産力の増強等による世界経済の異常な急変によりまして、物価が急に低落をいたし、日本の手持ち外貨を一挙に使い盡してしまいまして、いわゆる一流商社に残つたものは、資本金の数倍にも余るような厖大な負債だけになつてしまつたのであります。
私はこの際、政府におかれても長期に亘る経済自立計画を立てられ、その計画の上に世界経済の偶発的影響に左右せられることのないような機宜の調整を行い、進んで日米経済協力、東南アジア経済計画に成果を挙ぐるごとく一段の努力を傾けられんことを切望いたす次第であります。(「夢物語」と呼ぶ者あり)私は本予算案についていろいろの角度からこれを検討して参りました。
昭和三十年には一九〇ぐらいの見通しを持つているわけでありますし、それから来年度予算をとつて見ましても、御承知のように公共事業費は従来一千億であつたものが一千三百億というふうな相当大きい増額をしておりますし、それからそのほかには電源開発等も三カ年計画で実はやついるという点などを合せ考えてみますれば、私はずつと将来の状況はまあ世界経済との関係はございますけれども、少くとも来年、再来年の状況ではそう心配したものじやない
先行き失業者の数が殖えないだろうという見通しの上に立つておられるように感じたのですが、ところが最近まあ御承知のように国内経済も相当逼迫を続けて来ているわけだし、そこへ持つて来まして国内の経済というのは世界経済から非常に大きな影響を受けるわけです。
○左藤義詮君 昨日岡田、堀木両委員から世界経済のスランプについての質問に大蔵大臣非常に楽観的なお見通しであつたのですが中小企業が非常た苦しみをして倒れるものが五人や七人でない。又貿易商社が今整理の搾木にかけられて毛穴から血の出るような苦しみをしておる。