2002-02-06 第154回国会 衆議院 本会議 第6号
国際経営開発研究所の世界競争力白書によれば、我が国は、科学総合ランクでは米国に次いで二位であるにもかかわらず、総合ランクでは十七位と低迷しており、これは、研究開発活動が効率よく競争力へ反映されていないことのあらわれと推測されます。
国際経営開発研究所の世界競争力白書によれば、我が国は、科学総合ランクでは米国に次いで二位であるにもかかわらず、総合ランクでは十七位と低迷しており、これは、研究開発活動が効率よく競争力へ反映されていないことのあらわれと推測されます。
それから、もう一つの御参考になるデータということでございますが、スイスのIMDという一種の研究機関でございますが、ここが世界競争力白書というものを毎年出しております。 これは、八つぐらいの大きな項目に分けまして、競争力といいますか、企業にとって事業活動のしやすさという観点だと思います。
現に、スイスの民間研究所がまとめた世界競争力白書によれば、日本の国際競争力は総合評価で、九三年に米国に一位の座を明け渡した後、毎年のように順位を下げ、九七年には調査対象四十六カ国中九位に落ちております。分野別で見ても、首位を保っていた科学技術さえ、九五年から米国に抜かれ、その差を広げられております。