2002-01-23 第154回国会 参議院 本会議 第2号
そのために、我が国も全力を傾け世界平和構築へ貢献すべきであります。今月早々に与党三党の幹事長が中東を訪問したことを例に挙げるまでもなく、政府はもとより、与野党を問わず、それぞれのチャンネルでの積極的外交を展開すべきだと思います。
そのために、我が国も全力を傾け世界平和構築へ貢献すべきであります。今月早々に与党三党の幹事長が中東を訪問したことを例に挙げるまでもなく、政府はもとより、与野党を問わず、それぞれのチャンネルでの積極的外交を展開すべきだと思います。
日本国民が心の底から国連重視の世界平和構築に協力できるために、国連憲章の改正を提言に盛っていただきたいと思うのであります。 以上、私の所見を申し上げまして、終わります。
しかしながら、御指摘のように、湾岸危機などで示されましたごとく、冷戦の終えんという新しい世界平和構築の中で国連の役割が大きくなり、またその活性さが期待されることになりました。 我が国は、長いこと国連中心の外交を続けてまいりましたが、このたび安保理の非常任理事国に選ばれました。
米ソ対立の冷戦時代から新しい国際秩序と世界平和構築への光が見え始めたやさきに今回の湾岸戦争の勃発があったのであります。この地球上から一切の戦争をなくし、恒久平和の確立を目指すからには、具体的かつ持続的な判断と行動が必要であります。そうした観点から、湾岸の平和と安定回復を図る日本の貢献策として九十億ドルの追加支援拠出に賛成するものであります。
(拍手) 今日、私は、御指摘があったように、体制を異にする国々も、今や冷戦時代の発想を超えて、自由化、民主化、市場経済を基礎として世界平和構築へ流れつつあるのであります。この流れを壊すような不安定性、不確実性がありますが、流れは壊してはなりません。私は、この中で、米ソの協調を基調として、国連が活発な役割を果たし始めつつあるということに将来を大きくかけるものであります。
そうして今、体制の異なる国々がそれぞれ、自由と民主主義と市場経済を基礎として、新しい協調と対話による世界平和構築の流れが現実のものとなりつつあります。私は、そういう世界の新しい秩序を求めていこうとする動きの中で、日本は積極的にその役割に参加をしていかなければならないと考えます。そういった時期に、新しい過渡期に特有の不安定性と不確実性を内包しておる、イラクのクウェート侵攻は、この典型であります。
自由と民主主義と市場経済を基礎として協調と対話による世界平和構築の流れが現実的になっておるということも、そのとおりであります。 しかし、この変化は新たな世界秩序を模索する希望の持てる段階の中で不安定性と不確実性を持っておることも事実でありまして、イラクのクウェート侵攻は、この冷戦時代の発想を超えて世界の歴史が新しい秩序を求め始めた中で、人々の希望を真正面から否定する暴挙であります。
今日の時代認識と国政の基本姿勢につきましては、歴史的な変革期にあること、冷戦時代の発想を超えつつあるということ、自由と民主主義と市場経済を中心として協調と対話による世界平和構築の流れが現実になりつつあるということ、委員長の御指摘に私も大筋において同感でございます。
自由と民主主義、そして市場経済を基礎として、協調と対話による世界平和構築の流れが現実のものとなりつつあるとの希望が持てるようになりました。今月三日、東西両ドイツの統一が実現しましたが、これは、この歴史の流れを象徴する偉大な成果であり、心から祝意と敬意を表します。
自由と民主主義、そして市場経済を基礎として、協調と対話による世界平和構築の流れが現実のものとなりつつあるとの希望が持てるようになりました。今月三日、東西両ドイツの統一が実現しましたが、これは、この歴史の流れを象徴する偉大な成果であり、心から祝意と敬意を表します。