1959-02-17 第31回国会 衆議院 議院運営委員会 第14号
要するに、核兵器の競争が激しくなったから、従って、世界緊張がより深くなりつつある、こういう危険を避けるために、この際世界平和日本宣言をやってはどうか、あるいは世界新秩序の樹立のための方策を講じてはどうか、こういう意味の内容です。これは議長の手元へそれぞれ七人委員会から提出されて、先般の議運で、印刷物になって、全部私どもの手元へきておるわけです。
要するに、核兵器の競争が激しくなったから、従って、世界緊張がより深くなりつつある、こういう危険を避けるために、この際世界平和日本宣言をやってはどうか、あるいは世界新秩序の樹立のための方策を講じてはどうか、こういう意味の内容です。これは議長の手元へそれぞれ七人委員会から提出されて、先般の議運で、印刷物になって、全部私どもの手元へきておるわけです。
それからもう一つは、そういう趣旨において世界平和日本宣言を一つ発してはどうか。また、発するならば、それとともに国連に向ってそのような措置をとらしたらどうか。これが私は大体中心だと思います。これは、今核非武装の問題について両党でいろいろ議論をしておりますが、それと関連はありますが、内容が違うと思います。非常に抽象的だと思います。この内容は、岸さんの発言のような具体的なものではない。
従って、この際、国会並びに政府は、世界平和日本宣言を発しまして、世界平和を求めるところの日本の自主的な基本方針を宣明してもらいたい、これが主として両院並びに政府に向っての、平和七人委員会の勧告文の内容であります。そこで、私ども常識的に考えましても、これらの問題は、最近の科学兵器の発達によって、国民はもちろんでありますが、全世界のあらゆる人類が、きわめて重要な関心を持っておることだと思います。