1994-09-30 第131回国会 衆議院 本会議 第1号
(拍手) 我が国自身の防衛力整備については、冷戦後の国際情勢の変化も踏まえつつ、世界め軍縮を願い、平和国家を目指す我が国にふさわしい、専守防衛に徹した必要最小限の防衛力の整備を心がけてまいります。 戦後の五十年はそのままガットに基づく多角的自由貿易体制の歴史でもありました。その利益を最も享受してきた我が国としては、引き続きこの体制の発展への取り組みを強化していく必要があります。
(拍手) 我が国自身の防衛力整備については、冷戦後の国際情勢の変化も踏まえつつ、世界め軍縮を願い、平和国家を目指す我が国にふさわしい、専守防衛に徹した必要最小限の防衛力の整備を心がけてまいります。 戦後の五十年はそのままガットに基づく多角的自由貿易体制の歴史でもありました。その利益を最も享受してきた我が国としては、引き続きこの体制の発展への取り組みを強化していく必要があります。
世界が対立から協調へ向けて大きく動き、各国が軍縮を進めようとしている中で、我が国もまた世界め軍縮の一翼を担っていかなければなりません。我が国においては、若年労働力人口の減少によって自衛隊員の充足率を達成することは極めて困難な状況にあります。こうした情勢を勘案すれば、防衛力について大胆にそのあり方を再検討すべきときであります。