2009-04-17 第171回国会 衆議院 法務委員会 第6号
したがって、私は、世帯主個人が世帯構成員全部の受給権を持っておるというのは、どうも日本国憲法としての個人の尊厳あるいは法のもとの平等にもとるものではないかというふうに考えるんですけれども、大臣はどのようにお考えでしょうか。
したがって、私は、世帯主個人が世帯構成員全部の受給権を持っておるというのは、どうも日本国憲法としての個人の尊厳あるいは法のもとの平等にもとるものではないかというふうに考えるんですけれども、大臣はどのようにお考えでしょうか。
そしてまた、実態としては農地は「いえ」の所有である、これが実態でありますけれども、形式的にはやはり世帯主個人に権利名義がついている。したがって、女性は形式的には農地の権利名義を持っていない、そのことによって年金加入の道を閉ざされている。そういう点では、農村の実態とあるいは農家の実態と制度との間の乖離はなおこの改正によっても残されているというふうに見られます。