1959-03-14 第31回国会 参議院 予算委員会 第10号
ところが私は今朝、午前中に、非常に建設的な意見を述べている、野党が政府を攻撃し、そして戦闘的に質問するような場合には、何か問題が起るかもしれぬということで、与党委員諸君は多数動員されてくる、しかし、日本の国政を憂い、日本の経済と海運の将来のあり方について建設的な意見を述べるときには、与党の諸君は出席をしない、こういう傾向は、はなはだ本委員会の権威のためによろしくないと思う。
ところが私は今朝、午前中に、非常に建設的な意見を述べている、野党が政府を攻撃し、そして戦闘的に質問するような場合には、何か問題が起るかもしれぬということで、与党委員諸君は多数動員されてくる、しかし、日本の国政を憂い、日本の経済と海運の将来のあり方について建設的な意見を述べるときには、与党の諸君は出席をしない、こういう傾向は、はなはだ本委員会の権威のためによろしくないと思う。
(拍手)これは、与党一部の幹部の、遊飲税の公給領収証制度を廃止しようとする朝令暮改的横車の結果として、与党委員諸君の努力が水泡に帰したことに原因があるのでありまして、この点は隠れもない事実でございます。保守党の内部においてわずかに残存する良識と正論が、戦前派の古い金と権力政治の圧力に抹殺される姿は、小選挙区法案におけると同様に、この地方税法改正案においても明らかに見ることができるのであります。
ですから、明日からは厳重に委員長において与党委員諸君の出席を督励して、こういうようなぶざまな委員会でないようにしてもらいたいということを、あえて御忠告申し上げます。
またしばしば警告を発しておきましたが、いつものことながら与党委員諸君の出席もはなはだ悪くて、まことに残念しごくに存じております。 諸般の情勢を考えまして、法案の審議は次に譲ることとして、本日はこれをもって散会いたします。次会は公報をもって御通知いたします。 午後一時二十九分散会
今回の自由党、改進党、日本自由党三派の議員提案によるこの改正案につきましては、われわれは野党の立場から、真に農村経済組織であるところの農業協同組合の拡充整備のために、われわれもこの線については、与党委員諸君とともにでき得るならばわれわれは話合いをいたしまして一致の行動をいたしたいということを念願いたしておつたのでありますが、不幸にして保守三派の議員提案という形となつたことは、本案が提案されました当時