1968-04-06 第58回国会 参議院 予算委員会 第15号
ただ、残念ながら、農薬取締法等が、昭和二十三年でございますか、生産増強のころに、不良農薬を使わないようにという姿の中から生まれてきて、その間にもちろん二、三回、二回でございますか、改正はいたしておるわけでございます。なお、私どもは食糧増産も大事でございます。
ただ、残念ながら、農薬取締法等が、昭和二十三年でございますか、生産増強のころに、不良農薬を使わないようにという姿の中から生まれてきて、その間にもちろん二、三回、二回でございますか、改正はいたしておるわけでございます。なお、私どもは食糧増産も大事でございます。
一方農林省は、農薬検査所でさまざまの植物に実験をして不良農薬であるかないかだけを中心にしてこれを調べておる。一口で言うと、厚生省は急性毒物だけを試験所で調べておるし、農林省は品質のよいか悪いかだけの調査をしておるという形であって、そこにはちっとも一貫した、しかも基本的な科学的な長期的な展望に立った総合の研究というものは何もない。
なお今度の改正案で改正いたしたのでありますが、従来は、本法における検査官吏というものは、第二條三項における農薬検査所の官吏だけとしておつたのでありますが、いろいろ法律違反に対する取締又は不良農薬の処分及び取締のために検査所の官吏だけでは十分にその目的を達することができないというので、農政局の関係職員も立入り検査の権限を改正案によつて附與されておるわけでありますが、そういうことによりまして多少でも一歩前進
○説明員(堀正侃君) 勿論この法規の運用に当りましては、いろいろと審議会の意見を尊重して行かなければならんと思うのでありますが、販売の制限とか禁止とか、それから不良農薬の出廻りを抑制するために、いろいろの処分をやつておるわけでありますが、この処分に対しましては異議の申立の途が開けておるわけでありまするし、又登録の取消には聴聞制度というふうな制度をも設けることにいたしておりますので、それらのことをうまく