2001-02-08 第151回国会 衆議院 予算委員会 第2号
また、幹部を呼びまして一生懸命やっていると言うんだけれども、今、簡単に言うと、不良貸付をやるような度胸のいいバンクマンというのはおりませんよ。それを、とにかく検査官が入っていって、東京三菱銀行や住友銀行に対するのと同じ物差しで、外国で資金調達をするわけでもない、信用金庫、信用組合、地銀等に対して同じ物差しで。ただ、これは柳澤大臣なんかもおっしゃるんです。
また、幹部を呼びまして一生懸命やっていると言うんだけれども、今、簡単に言うと、不良貸付をやるような度胸のいいバンクマンというのはおりませんよ。それを、とにかく検査官が入っていって、東京三菱銀行や住友銀行に対するのと同じ物差しで、外国で資金調達をするわけでもない、信用金庫、信用組合、地銀等に対して同じ物差しで。ただ、これは柳澤大臣なんかもおっしゃるんです。
三、北東公庫は、金融機関でありながら、国のプロジェクトだから安心という安易な視点から巨額の融資を続け、中でも金利分を土地代に上乗せし追い貸しをするという政府系金融機関として無責任な融資を続け、十年三月期の政府系金融機関のリスク管理債権の残高に占める割合は九・八%という、他の政府系金融機関の多いところの三倍に上る不良貸付機関となった。
○益田洋介君 皆さんまだ記憶に新しいと思いますが、住専問題のときも銀行の不良貸付先に常に見え隠れしていたのが組織暴力団であり、当時問題にされました。最近では、今度ビッグバンに向けて各銀行が不良債権の早期処理を理由に債権放棄などを盛んに行っているわけでございます。そして、かなりの金額が帳簿上は償却されている。
最後に、個別金融機関がその不良貸付先について明らかにすることは、一般的に銀行の秘密保持義務の問題があると思われますが、不良債権問題の早期解決のためには、各金融機関がこの不良債権の早期償却に努めるとともに、御指摘のとおり、未回収債権について一層の回収を進めることが不可欠であるという認識を持っております。 以上です。(拍手) 〔国務大臣野呂田芳成君登壇、拍手〕
大体この辺半値、そうすると、担保にとったものは当然担保割れをみんなしてきているから、銀行の不良貸付資産がその分だけふえてくると、こうなるね。 〔中西(績)委員長代理退席、委員長着席〕 一方、これからどうなるかというと、これは私がこの間聞いた話だけれども、アメリカではビルなんかの空室率が約八%になると約三〇%ぐらい賃料が下がるそうだ。
つまり、金融機関の不良資産、不良貸付分がそれだけ多くなっておるわけでございますから、金融機関の融資対応能力が落ちている。先ほど日銀総裁が言われましたマネーサプライの問題でございますが、これがマイナスになっているということは、一つは金融機関そのものが貸し出しをするということに実は非常に消極的になっている。あるいは融資需要も少ないかもしれませんが、そういう消極的な態度がある。
その一つは何かと言えば、「預貸金利の逆ザヤ、資金需要の逼迫、不良貸付の増大、」「銀行批判の激化、大衆化現象の進展、国際環境の悪化……など、金融界をとりまく情勢はますます厳しさを加えてきており、これまでのような”護送船団方式”、つまり手厚い法律的保護と大蔵省の大局的政策によって、いちばん船足の遅い銀行に基準をあわぜて金融界全体を守り育てていく」ような情勢ではない。
この赤字の要因も、幾つか不良貸付がたまったとか、企業の努力が不足をしておって出た面も若干あるかと思いますが、しかし、その大半は僻地であり、離島であり、山間であり、まあその種のところの病院で、よい施設をして、そしてよい医者を使って、これじゃあもう赤字が出るのはむしろあたりまえ。そのかわり医療関係の地方自治の確立というものは、私はある程度これはやっぱりりっぱにでき上ったと思う。
不良貸付を慫慂するわけではございませんけれども、昨年貸し倒れ準備金一〇%を八%に下げていただきました。野党の私たちは五%にしなさいと言ったけれども、八%になさった。たまにはそういう安い貸出金利にして、そうして貸し倒れ準備金に手をつけて、それが足りませんということが起こってきたっていいじゃありませんか。
(7) 商工組合中央金庫から東豊産業協同組合を通じ、稲村建設株式会社に対して行なわれた融資について融資の審査が必ずしも十分でなかったなどのため、不良貸付となった事例がある。政府は、中小企業金融を円滑に実施するため、債権の保全と融資の厳正に留意し、このような事態の再発を防止するよう指導につとむべきである。
(7) 商工組合中央金庫から東豊産業協同組合を 通じ、稲村建設株式会社に対しておこなわれ た融資について、融資の審査が必ずしも十分 でなかったなどのため、不良貸付となった事 例がある。 政府は、中小企業金融を円滑に実施するた め、債権の保全と融資の厳正に留意し、この ような事態の再発を防止するよう指導につと むべきである。
ところが、それが不良貸付というので、渡辺さんが非常にお困りになって、当時丸善石油は非常に隆盛に向かっておったので、和田さんに泣きついて、時価四、五億のものだけれども、二十三億という不良貸付をしておって非常に困っておる、一つおれを助けると思ってお前の方で買ってくれというので、丸善に二十三億で買わしたということを私ちょっと調査しておるのですが、そういう事実はありませんか。
農協はそうでなしに、全部組合員に一律に貸し出させなくちゃならぬ、そういうことになって、今度のようなことがかりに実現するということになれば、銀行はいわゆるまあ回収の容易なもの、あるいは貸付の非常に健全なものに、特定のものに、そういう利用さすと、そうして銀行も貸さない、どこも貸さないといういわゆる不良貸付のみが、農協が全責任を持たんならぬというような結果になって、むしろこういうことをすることによって、農林金融
○勝澤委員 そこで、これは公庫の方にお願いいたしておきますが、三十五年度と三十六年度の不良貸付の事情別の件数、金額、それからそれが具体的に貸し付けた直接貸し、それから中金なりあるいは地銀なり信連なりあるいは公営公庫なり、でき得ればパーセンテージの多い信連については、一体どこの信連が多いかを、各県別に三十五、三十六年度を通じてお出しを願いたいと思いますが、よろしゅうございますか。
○勝澤委員 そうしますと、検査院の方でも公庫の方でもいいのですが、不良貸付の事情別の件数というのはわかりますか。どういう事情であるか。どういう事情のものが何件かというのはわかりますか。そしてできれば、それが公庫の直接貸しかあるいはまた信連かあるいはまた農林公庫か、こういう関係もおわかりになりますか。
○勝澤委員 今の陣容でできなければ、できないでふやさなければならぬ、あるいはこうやらなければならぬということならば、われわれもそれについて一生懸命努力も協力もするわけでありますから、一つきっちりとこういう金融機関まで不良貸付があるというような指摘を受けぬようにしていただきたいということを、特に要望して終わります。
そうして不良貸付で三和の渡辺、上枝という人が責任をとらなければならないという羽目に立ち至った。これは不良貸付です。五、六億のものに二十三億貸しておる。ですから、責任をとらなければならないという立場に立ち至ったとき、たまたま丸善石油がぐうっと大きく伸びてきたので、当時の渡辺頭取は和田に泣きついて、その五、六億のものを二十三億で買わしておる。
なお、さらに申しますならば、預金者に対して不測の損害を起こすおそれのあるということは、単に不良貸付をするとかなんとかいうことに限りません。過当競争等から生ずるいろいろな弊害がございます。
この前の説明では、全部が不良貸付で、償還が絶望だとはおっしゃいませんでしたが、石炭局長の答弁によりますと、大体三十億くらいは、もう炭鉱主が行方不明になったり、つぶれたりして見込みがないでしょうということでしたが、大蔵省もそういうお考えでしょうか。
なるほど御指摘のように不良貸付はございますけれども、個々の貸付とは全然別でございまして、出資金として残っておりますので、それを減資する必要はないものと存じております。
○井手委員 いろいろな疑問がありますけれども、時間がたちますのでこの辺で石炭問題を打ち切りますが、相当の金額が不良貸付で、回収不能になっていることは事実なんです。従って、その分は資産から落とすべきじゃないですか。いつまでも返らない金を資産として置いておくべきものじゃないじゃないですか。
それで四十七億九千六百万円というのがきわめて常識的な言い方ですが、これは不良貸付になっているのじゃないか。そのうち炭住分として二十二億一千二百万円、こういうような数字を私どもいただいておるわけなんですが、このあたりはどういうことになっておりますか。完全に元利とも回収できるという見込みがあるのですか、ないのですか。
それについての不良貸付といいますか、回収の困難なあるいは将来戻ってくることの予想されないようなものがあると聞いておるわけですけれども、こういう状態について開銀の方から見通し、現状、こういうようなものについて伺っておきたいと思います。
不良貸付となっております。