1996-02-15 第136回国会 衆議院 予算委員会 第13号
これは全部不良貸しになっているわけでございます。あなた、第一次調査の結果を見て、このとき倒産させておけばよかったと思いませんでしたか。どうですか。
これは全部不良貸しになっているわけでございます。あなた、第一次調査の結果を見て、このとき倒産させておけばよかったと思いませんでしたか。どうですか。
つまり、親銀行が自分の不良貸しを一般大衆にしょわせてしまおうということですから、そういうことは避けられたいということだと思います。四番目は、親会社が発行する証券を引き受けること。五番目は、証券子会社の業務を支援するために、親会社が証券子会社の取引の相手方に特に有利な条件で取引すること等、親会社が発行会社、投資者に直接の影響力を行使すること。
国融は、貸す以上は国融の責任で貸すわけでございますから、不良貸しはできぬというのでまた調査をする。二重調査でしょう。そうしているうちにまた時がたつ。こういうことでは必要なときにすぐにその資金を入手することができないと思う。単なる融資と違いますから、経営改善という大きな目的を持つ資金でございますから、私はすぐに出せと言うのではございません。しかし、六カ月とは余りにも長過ぎるのではないでしょうか。
銀行の貸し出しも、だんだんと不良貸しが多くなってきて、償却をしなければならぬというようなことがきょうの日本経済に書いてありましたが、銀行側から見ますと、貸し金の回収を大変心配すると思います。企業のいまの自己資本比率の状況では、大変経営の心配が出てくる、こんなことを考えてみますと、やはり自己資本比率を高めるということは今後必要になってくると私は思うのでございます。
こんなものは不良貸しですよ。 あるいは、もうすでに各地に工業団地がつくられているのに、企業がさっぱり来ない。来ないのに地域振興整備公団が千五百億も政府資金の枠を取って、要りもしないような工業団地をあちこちにつくったりしている。そういうようなことも大きなむだですよ、この決算委員会でも指摘されましたけれども。
だから実質金利が二〇%あるいは二五%ということになりますと、これはもう不良貸しの一歩手前と言っても、不良貸しをしていると同じようなことになりますが、借りる方から言えば、高利貸しから借りるよりまだましだというふうな考えがある。そういうところに妙な妥協が生じているわけです。そういう点が一つ。 それから預金高競争ですね。それは私が先ほど申しました四〇%前後で中小企業分が推移している。
○参考人(阿部久一君) 私どもも部内で、先ほど申し上げましたように、結果として不良貸しつけになりまして、非常に御迷惑の事態になっておるわけでありまして、何とかこういうことが二度とないように防止する方法がないかということは、ずっと真剣に相談を繰り返しましたが、ずっとやりますと、またこの全体の、小口多数転貸という組合のやり方で非常にまた矛盾する面も出てまいりますので、実はきのう、きょうの委員会が決定になりまして
一回償却しても、もし返ってくれば税金が取れるわけですから、その点では銀行間であまり貸し出し金償却をたくさんすると、何か自分のところは不良貸しばかりしていてまずい——これまたつまらぬ競争意識があれば別ですが、この際、やはりさっきお話のように、量より質という問題になるのならば、できるだけ身ぎれいにして処理をしていくことが、私は今後の銀行経理の処理の上でも非常に重要じゃないかと思うのですが、この前から私、
なお代理貸付につきまして、自分の不良貸しの肩がわりにそれを利用しておる。これはまたとんでもないことでございまして、もしそういう事案が見つかりますれば即刻繰り上げ償還を命じ、それも多くはその代理店の肩がわりというようなことで処理いたしております。そういうこがないように不断の指導をいたしているのでございますが、残念ながら皆無ではございません。
これは一定の自粛レートというものを出しておりますゆえんのものは、いたずらに自由競争で非常に高利に回るところに回すという競争をいたしまして、それでもって一般の大衆から金を集めるといたしますと、とかく不良貸しが起きるわけでございます。
○説明員(松岡亮君) 最近の引き締め政策の結果として、末端の農協等における貸付が焦げつきになったり、あるいは不良貸しになったりするということは、まあ考えられることでございまするが、今のところ、まあ私どものところに達しているいろいろな情報では、まだそう目立ってそういう事実があるということは聞いていないのでございます。
○加藤(清)委員 信用保険公庫はかくのごとくにして相互銀行からかけられた不良貸しに対する保証を完遂しているわけでございますね。片やかくのごとく国家が不良貸しについての保証をしておると同時に、もう一つは貸し倒れ引当金という保証制度もあるはずでございます。これは信用保険の方ではございませんけれども、貸し倒れ引当金なるものがあるはずでございます。
しかし今回の問題につきましては、十合に対する貸し出しが不良貸しであるかどうかという観点が、われわれの重点でございまして、それに対してわれわれの方では特に不良貸しでないという判断を下しております。それに対して大和銀行から役員が入っている、入っておらないという問題は、別個の観点から調べていくべきものでございまして、われわれとして直接一々指導すべきものではない、こういうように考えております。
過去の経験によりまして、この売掛金あるいは貸付金は不良貸しである、本来ならばここで落すべきであるけれども、現在落すにはまだまだそれだけの確実性も少い。もっと経験数を持ちまして、それを引き当てるというわけでございます。
そういうような貸付け方では、実に膨大な不良貸しがあるのではないか、こう考えられる。新聞等でも、先ほど私が申し上げたような記事があるくらいでありますから、預金者は非常な不安を持っておるわけであります。
新聞の伝えるところによると、六千五百万円の回収不能の貸金がある、あるいは六、七億の不良貸しがある。四、五十億の担保の不足に近いような貸付があるというような報道がありまするが、それらを合算すると、五、六十億の不良貸しがあるように世間は見ておるのであります。これは事実かどうかわかりません。
そこでどうしても公庫といたしましては、これをもっと現地に近くおって、そうしてそれぞれの具体的な事情に通じてやりたい、そのことによって管理を適正にし、また不良貸しの発生するのを防止したい、 こういう趣旨であります。あわせて事務の簡素化をいたしたい。たとえば東京だけでありますと、ただ書類だけで往復をしておる。
それから一面、貸し出しは貸し出しとして見まして、いわゆる不良貸しというのもはやらないように、これはわれわれ銀行行政の主眼でございますので、銀行検査のつど、それを摘発してきておるわけでございまして、そういう問題はたび重なれば、結局経営者が不適任、こういうような問題になりまして、それぞれ処理を行政府にいたしておるわけでございます。
○松平委員 次に伺いたい点は、現在商工中金で貸している金の中で、いわゆる不良貸しと申しますか、焦げつきというか、そういうものは一体どの程度あって、そしてどういうふうにこれを整理していこうというお考えであるか。これは、言いかえて言うならば、利息が取れるのに取れない、従ってそれをほかの方へぶっかけて取らなくちゃならぬということが行われているように思うのです。
○加藤参考人 私の方の貸し出しの中で、どんな不良貸しがあるかというようなお尋ねでございますが、不良貸しというものの内容は、いろいろ分析の仕方もございましょうけれども、一つの目安となるものは延滞の状況かと存じますが、延滞になっております比率は、大体残高に対して五分か六分の間を占めておるのであります。
さればといいまして、やはり政府の資金、ことに租税によってまかなわれておる資金でありますから、今後におきましては開発銀行当局を極力督励いたしまして、一銭一厘でも多く回収ができるように、ということは不良貸しになって償却を要するようなものが一銭一厘でも少くなるように努力させたいというふうに考えておる次第であります。
市銀、開銀、日銀、こういうものを通すということは、第一番には、金を貸すには担保がしつかりしていないと貸せない、そうしなければ不良貸しということを言われる。担保力のある限りにおいては、国策の線に沿つて海運助長で貸してもいいけれども、担保力のないものは自分たちの仕事の範囲を逸脱するというような心持で話が出ておるわけであります。