1984-11-08 第101回国会 参議院 農林水産委員会 閉会後第2号
それと、栽培面の要因としましては、四年連続の不作の後でございますので、不良条件を克服するたくましい稲づくりということの推進を目指し、そういう新稲作運動を展開いたしました過程におきまして、農家、指導者、また地方公共団体、そういう各方面の方々の稲作に対する取り組みの機運が非常に高うございまして、例えば技術面でも落水の時期をおくらせるというような、いろいろに気象条件を巧みに生かしました、また登熟を高めるようなきめ
それと、栽培面の要因としましては、四年連続の不作の後でございますので、不良条件を克服するたくましい稲づくりということの推進を目指し、そういう新稲作運動を展開いたしました過程におきまして、農家、指導者、また地方公共団体、そういう各方面の方々の稲作に対する取り組みの機運が非常に高うございまして、例えば技術面でも落水の時期をおくらせるというような、いろいろに気象条件を巧みに生かしました、また登熟を高めるようなきめ
これらのような観点から、バイオテクノロジーと生産対策について先端技術の開発、不良条件に耐え得るたくましい稲づくり、地力の低下に対応するための健康な土づくりを含めて各般の施策を進めておるところでございますが、流通対策につきましても、卸売市場の整備、小売、これらの近代化、先端的な情報技術を駆使した食品流通の効率改善等を進め、生産流通を通じた農業の振興に努めてまいりますが、この単収の二〇%アップ、生産コスト
また、技術的な対応、それから土地基盤整備といったことでの対応も相当程度に可能な作物でございますので、その意味におきまして農林省の今後の稲づくりの対策といたしましては、不良条件を克服し得るようなたくましい稲づくりという問題もございますけれども、同時に、今後の生産対策を通じまして生産性の向上を図り、コストの上昇というものを抑えていくという努力が必要なことでありまして、具体的に何年後の米価を幾らにするということについては
これに対処いたしまして、私ども稲作の基本技術、品種の選定でありますとか苗づくり等々の基本技術の励行を徹底すべく指導をしておるわけでございますが、御承知のとおり、昨年来、そういった不良条件を克服できるようなたくましい稲づくりを目指しました新稲作運動を関係団体等々と進めておるところでございまして、今後とも稲作の生産力の強化には努力をしてまいりたいというふうに考えておるところでございます。
既にことしの繁忙期の長期予報も発表されておりますので、そういったことを踏まえまして今後の天候見通しと技術対策につきまして、去る三月十二日付で各都道府県に技術指導の徹底に努めておるところでございますが、さらに農家、それから指導者等の稲作に関する機運の醸成と基本技術の励行等を通ずる作柄の安定を主眼といたしまして、不良条件を克服し得るたくましい稲づくりを目指した新稲作運動を全国官民一体となって推進すべく、
いずれにいたしましても、こういう問題もございますので、特に本年から四年連続不作の傾向を踏まえまして、不良条件を克服し得るようなたくましい稲づくり運動を官民一体となって全国的に展開しておるところでございまして、今後とも気象の推移に十分注意しながら、基本技術を初め適宜適切な技術対策を励行するようにいたしたいというふうに思っておるわけでございます。
当然安定的に生産が行われなければならないわけでございまして、安定的に生産を行うためにはいろいろな不良条件を克服して、しっかりした技術で生産が行われるということでございまして、御指摘のような点から新稲作運動を推進いたしておるわけでございます。
それらを含めて今官民一体となって、せんだって全国知事会、市町村会、そしてまた農業団体にお願いいたしまして御協力をいただくことになりましたが、これらのいろいろな不良条件を克服するような、そんな稲づくりということでこれを打ち出したような次第でございます。
本年の気象条件をどのようなものとして見通すかというのは大変難しいのでございますが、仮に若干の不良条件に見舞われましても、それを克服し得るたくましい稲づくりをやる必要があるだろうと思っておるわけでございます。 具体的な手法といたしましては、従来から言われております基本技術を励行する。
第三に、このような状況を踏まえまして、不良条件を克服し得るたくましい稲づくり運動の推進を提唱してまいりましたところ、地方公共団体、農業団体の積極的な参画のもとに、全国的に官民一体の新稲作運動を展開することとなった次第であります。 第四に、今後はこの新稲作運動を軸にいたしまして、村々に稲作改善の機運を盛り上げ、基本技術の一層の励行等を通じて作柄の安定向上に努めてまいりたいと考えております。
このような状況を踏まえ、農家、指導者等の稲作改善に関する機運の醸成と基本技術の励行等を通じる作柄の安定を主眼として、不良条件を克服し得るたくましい稲づくりを目指して新稲作運動を官民一体となって全国的に展開することとなった次第でございます。
すなわち、稲作につきましては、最近四年連続の不作という状況に対処するため、基本技術の一層の励行等を通じて不良条件を克服し得る「たくましい稲づくり」を官民一体の運動として進めるとともに、稲作関連の諸施策を積極的に展開することとしております。
○政府委員(中野賢一君) 新稲作運動でございますが、御指摘の中にもありましたように、四年連続の不作がございまして、そういった事態を踏まえまして、農家、指導者等の稲作改善に関する機運の醸成と基本技術の励行等を通ずる作柄の安定を主眼といたしまして、不良条件を克服し得るいわゆるたくましい稲づくりを目指すというのが、この新稲作運動でございます。
すなわち、稲作につきましては、最近四年続きの不作という状況に対処するため、基本技術の一層の励行等を通じて不良条件を克服し得る「たくましい稲づくり」を官民一体の運動として進めるとともに、稲作関連の諸施策を積極的に展開することとしております。
そういったこともございまして、農家間の技術格差が目立ちまして、そういった条件がこういう気象の不良条件のもとにおいては一遍に出てくる、当然作柄も落ちてくる、そういった傾向があるということはやはり事実として認めざるを得ないのではないかと思います。
生物は、動植物を問わず、自然の不良条件や外敵の侵襲に対し、その防御手段として本能的に抵抗力を備えています。そして生物は、肉眼で見ることのできない細菌をも含めて、その相対的バランスの上に共存しているものであります。また生物は、原因のいかんを問わず一たん抵抗力を弱めると、きわめて容易に外敵の侵襲にじゅうりんされてしまうことは周知のとおりであります。
草は茎葉を利用するものでありますから、子実の生産と違いまして、これらの不良条件の影響を受けることは少くて、このような土地ではかえって草の経済的価値が子実生産よりもまさる場合が多いわけであります。また条件のよい所でも、地力の維持増進上、輪作の形で主要作物の間に牧草を組み合せることが、日本のような小規模な経営でも考えられると思います。