2021-05-06 第204回国会 参議院 法務委員会 第11号
先生、何で指示すればいいだけなのにやるんですかって言ったときに、その土地土地の不良少年たちが来て俺たちも本気でやらないと駄目だというふうに言っていたんですよ。 それ聞いたときにすごい感動してしまって、そのときにぱっと思ったのは、これは昔、自分たちが子供の頃って大人の人たちが平気でよその子供とか怒っていたじゃないですか。
先生、何で指示すればいいだけなのにやるんですかって言ったときに、その土地土地の不良少年たちが来て俺たちも本気でやらないと駄目だというふうに言っていたんですよ。 それ聞いたときにすごい感動してしまって、そのときにぱっと思ったのは、これは昔、自分たちが子供の頃って大人の人たちが平気でよその子供とか怒っていたじゃないですか。
日本はまだそこまでひどくはなっていないんですけれども、実際には商店街の空き店舗がいわゆる不良少年たちのたまり場になって、犯罪の萌芽が見えてきているというような報告も出てきています。こういったコミュニティーが完全に分断された状況というのが出てきているんではないかと。
それから、名古屋の五千万円恐喝事件というのは、これは十五歳の少年を中心に不良少年たちがどんどんどんどん一人の家庭から金をおどし取って、遂に五千万円になってしまった。その間一体どうしていたんだという社会の責任というものもありますけれども、これは中等少年院に送られています。
たとえば、不良少年たちが山だの川だのにドライブに行っていろいろな犯罪を起こすことがある。私は山や川に遊びに行くということにはちっとも反対しないけれど、マイカーを持っていくというところに、この少年たちの変なあこがれと間違った自負があると思う。やはりこれはたいへんよくないと思うのです。 それで、昭和四十一年の五月三十一日ですか、乗り入れに税金をかけるという勧告が物価問題懇談会から出ております。
さらに私は、それらの問題につきましていろいろ聞いてまいりましたけれども、特に現在においては、警察がその中心となって非行少年、不良少年たちを補導しておるようであります。しかしながら、非行少年の当事者から見れば、非常に警官というのは抵抗を感ずるわけなんです。そこで常に反逆をする、反抗をする、こうも彼らは言うわけです。